井上理 日経ビジネス記者 1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界やゲーム業界の動向を中心に取材。日本経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ この著者の記事を見る
矢野経済研究所は7月26日、2012年度のキャラクタービジネス市場規模が前年度比97.7%の2兆3075億円だったと発表した。大ヒットとよべるキャラクターに乏しく、2013年度も微減の傾向が続く。 矢野経済研究所では、2012年度には新たな大ヒットキャラクターが生まれることもなく、人気の高い有力キャラクターも全体的に低調だったと総括。動画サイト生まれのキャラクターやスマートフォンのアプリケーションで使われたキャラクターなど、新たな分野からのヒットキャラクターも登場しているが、市場規模をプラス成長にするには至らなかった。当面、こうした状況が継続するものと予測しており、2013年度の市場規模は前年度比98.8%となる2兆2800億円を予想する。 トレーディングカードに陰りが見え始める キャラクタービジネス市場は商品化権と版権によって構成される。商品化権市場を分野別にみると、玩具が最も多い47.
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く