2015年10月26日、日本初の民間による新宇宙ビジネスを紹介するカンファレンス「SPACETIDE 2015」(主催:内閣府宇宙戦略室、SPACETIDE企画委員会、後援:経済産業省)が開催された。 日本の宇宙ベンチャーや著名投資家のパネルセッション、月面無人探査レース「Google Lunar XPRIZE」に参戦する世界の宇宙ベンチャー(関連記事)のプレゼンが行われ、宇宙政策担当の島尻安伊子内閣府特命担当大臣も来場された。 会場には起業家、投資家、エンジニア、研究者、デザイナー、政府関係者など総勢500人が一堂に会し、約1000人がカンファレンスのライブ配信を視聴するなど大盛況だった。 筆者自身もSPACETIDE企画委員会代表を務めさせていただき、本カンファレンスの企画・運営に携わってきた。なぜ日本でこうしたイベントを企画、開催するに至ったのか。今回はその背景にある思いをお伝えした