働きやすい職場に香りを活用する試みがある。緊張や不安を声から分析、和らげる香りを自動的に噴霧する。人の気分にどう影響を与えるのか。最新の香り事情を探った。東京駅近くのビルにあるシェアオフィス「ポイントゼロ マルノウチ」。ライオンやダイキン工業などが昨年7月から、生産性を高める快適な職場空間をつくる実証実験を重ねる。現在は17社が参加して香りや音、照明、空調などが働く人にどう影響するかデータを集
働きやすい職場に香りを活用する試みがある。緊張や不安を声から分析、和らげる香りを自動的に噴霧する。人の気分にどう影響を与えるのか。最新の香り事情を探った。東京駅近くのビルにあるシェアオフィス「ポイントゼロ マルノウチ」。ライオンやダイキン工業などが昨年7月から、生産性を高める快適な職場空間をつくる実証実験を重ねる。現在は17社が参加して香りや音、照明、空調などが働く人にどう影響するかデータを集
東京・大手町駅から地下鉄で10分ほどの距離にある「メイツ深川住吉」(江東区住吉)は、総戸数444の大型マンション。2020年2月竣工の同マンションの目玉は、共用棟の2階と3階に設ける本格的な図書室だ。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の子会社で、蔦屋書店などを運営するTSUTAYAがこの図書室の空間設計と蔵書1万冊の選書を担当する。 共用棟の2階は、母親と子供向けのスペースとし、女性向けの書籍や子供向けの絵本の他、雑誌や地元深川に関する書籍などを並べる。また子供を遊ばせるためのキッズスペースも設ける。3階は主に男性向けのスペースとし、仕事や食に関する書籍の他、漫画も置く。エントランス横には専用端末を設置し、住民への書籍貸し出しにも対応する。 「部屋や装飾など住まいづくりのヒントになる書籍の他、江戸文化、深川など地元に関する書籍も充実させる」とTSUTAYA首都圏カンパニー首都圏M
みんなの仕事場 > オフィスデザイン事例 > [Socialize(付き合い)、Collaborate(協同作業)、Focus(集中作業)、Learn(学び教える)]それぞれに適した環境が用意された日本ヒューレット・パッカード株式会社の本社オフィス!【前編】(オフィス訪問[1]) [Socialize(付き合い)、Collaborate(協同作業)、Focus(集中作業)、Learn(学び教える)]それぞれに適した環境が用意された日本ヒューレット・パッカード株式会社の本社オフィス!【前編】(オフィス訪問[1]) (日本ヒューレット・パッカード株式会社 本社ビル) 今回の取材先は、日本ヒューレット・パッカード株式会社の本社オフィス (東京 江東区大島) です。 日本ヒューレット・パッカード株式会社は、アメリカのヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)の日本法人です。法人向けに、サ
コーヒーの「ネスカフェ」ブランドで知られるネスレ日本は日本交通と提携し、タクシーの車内でコーヒーを飲みつつ美容ケアをしながら帰宅できる「眠れる森の美女タクシー」キャンペーンを期間限定で実施する。それにしてもなぜ、コーヒーの販促のためにタクシーと美容を組み合わせるのか。一見関係ないキーワードを組み合わせた謎の企画だが、実は「プライベート空間」にうまく入り込んで商品を売るネスレ流のマーケティング戦略が隠されていた。 「美容ケアしながらコーヒーも飲んで」 コンセプトは「タクシーの車内で美容ケアとリラックスができる」。事前に応募した利用者は、日本交通が用意する高級車「トヨタ エスクァイア」で勤務先などから自宅までの送迎を依頼する。ゆったりとした車内にはメイクオフ用のシートやパック、鏡が用意されており密室で美容ケアができる。運転手も女性のみに限定。座席にはふかふかのシートを敷き詰め、マッサージ器具や
こんにちは、mizzyと申します。フリーランスのソフトウェアエンジニアをやりながら、妻と5人の子供(高3男、高2男、中2女、小3男、小2男)と暮らす43歳のおっさんです。 私は賃貸派か持ち家派かで言えば断然賃貸派なのですが、家族7人で快適に暮らせる賃貸物件がいくら探しても見つからなかったため、ふらっと立ち寄ったモデルハウスの見学をきっかけに2年ほど前に家を建てました。 家を建てるに当たって、業者、土地、間取り、インテリア、エクステリアなど、検討しなければいけないことがたくさんあるのですが、今回は私が家で過ごす時間が最も多い「書斎」にテーマを絞り、理想の空間を手に入れるためにどのような書斎づくりをしたのかをご紹介します。 家族とコミュニケーションをとるためにオープンとクローズド、2つの書斎を作った わが家にはオープンとクローズド、2つの書斎があります。「クローズドな書斎」は下の写真のような、
2019年までに実現を目指す3大数値目標の1つに「本の年間貸し出し数300万冊」を掲げ、本のまちづくりを推進する兵庫県明石市。1月にはシンボル施設として明石駅前の再開発ビル内に、民間大型書店と同居する公共図書館をオープンさせた。新たな賑わいを生み出し、まちの価値を上げようとする泉房穂市長に真意を聞く。 ――本のまちづくりを施策の前面に掲げているのはなぜですか。 私自身、子どもの頃から、大人になったら壁一面が本棚になった家に住みたいという夢を持っていたぐらい、本が大好きでした。今も空き時間があると図書館や本屋さんによく行きます。本というのは単なる紙ではなく、歴史の時間を越え、国境を越えて様々な人と出会い、つながることができます。いろいろな学びのきっかけになるものです。 本を明石のまちづくりの中心に位置付けて、人々に住みたいと思ってもらうための売りにしようという考えは、市長になる前から持ってい
記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 予防医学者の石川善樹氏がさまざまな分野のエキスパートと対談しながら、脳とうまく付き合う方法を探る連載シリーズ。第14回のお相手は、禅僧であり、マインドフルネスの講師でもある川上全龍氏です。僧侶の家系に生まれ、米大学で宗教学を学び、帰国後は妙心寺春光院の副住職に就任。ハーバード大やマサチューセッツ工科大など名門大学の学生や、グローバル企業の経営者ら年間5000人に禅の指導を行っています。今回の対談ではビジネスパーソンの生産性に焦点を当て、集中力の上がるオフィスのあり方や、日本美術に学ぶ全体像の捉え方など、ユニークな議論が展開されました。 神社やお寺はアイデアが湧きやすい 石川 善樹氏(いしかわ よしき) 1981年広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業後、ハーバード大学公衆衛
日本最強の進学校はどこか――。「ビッグスリー」と呼ばれるのは東京大学合格者数トップの私立開成高校(東京・荒川)、筑波大学付属駒場高校(東京・世田谷)、そして私立灘高校(神戸市)。特に灘は国内最難関の東大理科三類や京都大学医学部医学科の合格者でトップを走る。灘の強さの秘密に迫るため、神戸市の同校を訪ねた。 << 上)東大理三も京大医も制覇 灘高、強さの秘密 ■異才 中島らも氏も最後まで同級生 「まあ酔っ払いでしたが、面白い男でした」。灘中学・高校の校舎中央にある図書館。卒業生が出版した本を集めたコーナーを前に、同校の和田孫博校長は懐かしそうにこう振り返る。和田校長は同校出身。同級生には異才の作家、故中島らも氏がいた。 好成績で灘中に合格したが、バンド活動に明け暮れ、「有名大学なんか行かなくても生きていける自信があったんでしょうね。勉強は全然しなかった」(和田校長)。大半の友人が東大や京大、他
伝統的な文様の外装材で覆い、畳敷きなど日本的な空間とサービスを提供する。東京・大手町のオフィス街に開業した高級旅館「星のや東京」は、現代の都心にふさわしい形に旅館を進化させ、「旅館」の国際的な認知度アップも目指す(図1)。再開発が進む東京・大手町のビジネス街に、高級旅館「星のや東京」が2016年7月20日に開業した。林立する超高層オフィスビルに囲まれて、地上18階建ての細長い建物が建つ。落ち着
成田空港で出国を待つ外国人を見かけたら、お聞きしたいことがある。「Youは何しに日本へ……」ではなくて、「Youは空港内のトイレを使ったかい?」と。 「いきなりトイレの話かよ。昼飯を食っているときに、まったく」と思われたかもしれないが、もうしばらくお付き合いいただきたい。成田空港内に、近未来のトイレがあるのをご存じだろうか。その名は「GALLERY TOTO」。自動でトイレのフタが開いたり、便座が温まったり、節水機能が付いていたり――。最新の機能を体験できるだけでなく、壁にダンスをする人の映像が映し出されたりするので、初めて見た人の多くは「ここは本当にトイレなの?」と思うだろう。 実際に利用した人からは「テクノロジーや最新技術が用いられていて、びっくり」「空間が大きく開放感がある」といった声が聞かれる。それにしてもである。なぜTOTOは空港内にこのような施設をつくったのだろうか。 「ははー
NECネッツエスアイは2016年5月30日、ホテルや賃貸住宅などの室内空間を独自の3Dカメラで撮影して3Dコンテンツ化し、これを消費者がWebブラウザーを介して閲覧できるようにするサービス「SmoothCapture」(図)の販売を開始した。Webブラウザーを介して、実際にその場にいるような臨場感あふれる体験ができる、としている。 3Dコンテンツの表現手法として、360度を自由に見渡して移動(ウォークスルー)、平面図、ドールハウス(立体面の鳥瞰図)の三つを提供する。従来のパノラマコンテンツはウォークスルーが主体だったが、平面図やドールハウスによって全体感やバランスの把握ができるとアピールする。 想定している主な利用シーンは、以下の通り。ホテル業/ブライダル業においては、客室や施設の案内、結婚式場の紹介などに利用できる。不動産業においては、モデルルームを撮影しておくことで、完成前のマンション
会議室はいらない! 通路は狭い方がいい! 異色集団チームラボが考えるオフィス空間とは(1/5 ページ) 会議室は作らない。ホワイトボートもいらない。通路はできるだけ狭く、壁は全体的に黄色く、いすの種類はバラバラ――。 こんな“常識外れ”のオフィスで活動する企業がある。デジタルを中心としたアート作品の制作や、さまざまな企業のオフィス空間デザインを手掛けるチームラボだ。 同社はプログラマーやエンジニア、Webデザイナーから、建築家、CGアニメーター、絵師、数学者までいる異色の集団。一見“常識外れ”のオフィスだが、個性的なスタッフが創造性を発揮できるよう、議論を重ねて作り上げられた空間なのだ。 例えば、チームラボのオフィスには会議室は存在しない。社内の会議も、顧客との打ち合わせも、全て同じオープンスペースで行う。ディスカッションをオープンな場で行うことで、興味を持った人が気軽に参加して発言できる
さる3月29日、東京メトロがビジネスパーソンに向けて、エキナカワークスペースとして溜池山王駅と表参道駅、銀座駅に無料のコンセント付きワークデスクやベンチを設置するというニュースが流れた。 当該駅を日常的に利用する人を除けば、なんということのないトピックかもしれない。けれども、このワークデスクは多くの都市生活者のライフスタイルを変える可能性を秘めたプロダクトだ。 上の画像は、実際に溜池山王駅・表参道駅のホームやコンコースの空きスペースに設置されたデスク&ベンチである。 駅に設置されるプロダクトにしては洒落てる、というのが大方の感想だろう。たしかに、木材の質感を活かした作りは、従来の駅のベンチなどとは一線を画す。でも、それだけじゃない。このワークデスク&ベンチの機能にこそ注目したい。 コンサートホールの技術が 応用されたワークデスクまずは溜池山王駅のコンコースとホームに設置されたスタンディング
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く