調査会社「サーベイリサーチセンター」(東京都荒川区)が大都市圏を擁する東京や大阪など10都道府県(東北含まず)の住民を対象に実施した東日本大震災に関するアンケートで、現在不安に思うことについて4人に3人が「福島原発」を挙げ、最多となった。 調査は3月25~31日、20歳以上の男女を対象にネットを通じて実施、2000人が回答した。 震災後の不安要因(複数回答)を聞いたところ、「福島原発の今後の推移」の74%がトップ。次いで「全国の原発の安全性」と「被災者に物資・支援が届いていない」がそれぞれ50%、「余震がたくさん続いている」43%、「まだ安否確認できない人がたくさんいる」と「日本が地震の活動期に入ったのではないか」の39%が続いた。 政府などの対応(同)では「原発冷却のため活動する人たちはすごいと思う」が70%に達した。一方、「国家的危機に団結できない政治家は問題」が58%だったほか、「政