ソフトバンク「821T」(後方画面右)とNTTドコモ「らくらくホンIII」(同左)の類似性について説明する富士通の大谷信雄・常務理事(右)とドコモの永田清人・執行役員 =東京都港区の青山ベルコモンズ NTTドコモと富士通は17日、東芝が製造し、ソフトバンクモバイルが販売している高齢者向け携帯電話「821T」(東芝製)のデザインが、ドコモの高齢者向けシリーズ「らくらくホン」に酷似しているとして、不正競争防止法に基づき製造、販売の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。 ドコモ側によると、今月8日に発売された812Tは、富士通製「らくらくホンIII」などと比べ、3つのワンタッチダイヤルボタン、十字キーの形状、操作画面などが総合的に見て酷似し、消費者の誤認や混同を招く恐れがあるという。 記者会見したドコモの永田清人・執行役員は、「らくらくホンはわれわれの努力の積み重ね」「(ソフトバンクは)
部屋をチロルチョコに占領された男…苦悶の16年間 根強い人気の「チロルチョコ」。長年にわたり膨大なサンプルと同居すれば、さすがに「まんじゅう怖い」!?(クリックで拡大) 全国の子供たちに愛されている「チロルチョコ」が訴えられた。昨年12月に定年退職した元社員が、16年にわたり、自宅兼出張所の6畳部屋をチロルチョコが詰まった段ボール箱で占有されたとして、倉庫代として600万円の返還を求めたのだ。駄菓子屋で手にした、あのかわいらしい「チロルチョコ」に、男性は長年うなされ続けてきたのだという。 訴状によると、男性は1987年6月に入社し、新潟市内の自宅兼出張所に配属。入社時には会社から「商品サンプル保管スペースとして半畳程度が必要」と説明されていたが、91年6月ごろから、半畳ではとても収まりきれないサンプルが送られ、定年退職した昨年12月まで、チロルチョコが入った大量の段ボール箱を置き続けた。
患者や家族の57%が救急車の有料化に賛成-。こんなアンケート結果を、姫路聖マリア病院(姫路市仁豊野)がまとめた。同市では昨年十二月、男性患者が十七病院から受け入れを断られるなど、救急医療体制の弱体化が進んでおり、同院は「タクシー代わりに救急車が呼ばれないように、有料化の議論も必要ではないか」と提案している。 アンケートは、公文啓二副院長や医師、看護師らでつくる院内の救急災害医療委員会が二月十九、二十日に外来を受診した患者や付き添いの家族五百七十二人に配布。四百七十人が回答した(回答率82%)。 それによると、救急車の費用について53%が利用者の一部負担、4%が利用者の全額負担を容認していた=グラフ。 一方で、救急車を呼んだ経験のある百八十三人に一一九番した理由(複数回答)を聞くと「交通手段がなかった」が十人、「救急車は無料だから」が二人おり、少数とはいえ“タクシー代わり”の利用を明らかにし
WiLLプロジェクトで果たせなかった夢よ、再び――。トヨタ自動車は、1999年夏から展開された異業種による合同プロジェクト「WiLL」でかつて展開した商品を復活、改めて展開を始めた。商品といっても、クルマそのものではなく、今回はクルマを売るための金融商品や手法である。 走行距離に連動して保険料支払額が変化する新手法 WiLLプロジェクトにはトヨタのほか、花王やアサヒビール、松下電器産業、近畿日本ツーリストの4社が参画し、その後、江崎グリコやコクヨも参入した。商品の全てが「WiLL」のブランド名を冠し、オレンジ色のロゴで統一されていた。しかし、プロジェクトそのものは2004年夏に公式展開が終了している。 トヨタも「WiLL VS」「同Vi」「同サイファ」といった3つのモデルを開発・販売していた。これらのモデルは斬新なデザインと商品コンセプト、先進機能で一部には好評だったものの、合同プロジェク
市民とプロになお隔たり 模擬評議で浮き彫り2008年3月16日22時29分印刷ソーシャルブックマーク 来春から始まる裁判員制度に向け、市民が審理を見たうえで、裁判官と一緒に判決をどうするか考える「模擬評議」が各地で行われている。「量刑相場」を市民に示した方がいいのか、評議をまとめる裁判官の役割をどう考えるか。これまでは法律のプロだけで進んだ裁判の常識が通用しないなかで、市民の意見を聞きながらの模索が続いている。 ■「常識」通用せず 昨年、福岡地裁であった模擬裁判の評議では、交際相手を殺害した女性被告の量刑が議論になった。裁判員役の20代の女性は、被告の母親役の「出所したら、家族として迎え入れて普通に暮らしたい」という言葉に強く反発。「他人の家族を壊しておいて『普通に暮らす』とは虫がよすぎる」と考えたからだ。 この様子を別室のモニターで見ていた検察官や弁護士は驚いた。「身元引受人がいるのは被
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く