先月、首都圏で発売された新築マンションの戸数は、前の年の同じ月を13%余り上回って、7か月ぶりのプラスとなり、調査した会社では「交通の便のよい物件を中心に販売の回復傾向が見られる」と分析しています。 新築マンションの発売戸数は、建築コストの上昇に伴う販売価格の値上がりで減少傾向が続いていましたが、不動産経済研究所は「販売価格が上昇するなかでも、交通の便がよい物件を中心に販売の回復傾向が見られる。特に都心のマンションは、先月も高級マンションが即日で完売するなど需要があるので、今後も首都圏での発売戸数は増加するのではないか」と話しています。