フランスの国立反ドーピング研究所の様子(2015年12月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/FRANCK FIFE 【5月12日 AFP】露反ドーピング機関(RUSADA)の資格停止を受けて、ロシア選手の薬物検査を代行している英国反ドーピング機関(UKAD)に対し、ロシア側が検査の妨害を行っていると英国のテレビ局が報じた。 ロシアのスポーツ選手については、RUSADAが反ドーピング機関としての機能を停止しているため、英国の機関が世界反ドーピング機関(WADA)からの要請を受けて検査を監督している。 ところが、英テレビ局スカイニューズ(Sky News)が匿名のUKAD関係筋のコメントとして報じたところによれば、ロシア側の介入で、UKADの検査実施能力に問題が生じているという。 同関係筋の話では、ロシア当局は、テストを実施する場合はそのことを30日前にロシア側へ通達するよう要求。また、検査