「全国学力テスト」の結果が公表され、小中学校とも、秋田県や石川県、福井県などが例年と同じく上位を占めた一方、10年前と比べて上位と下位の差は縮まるなど、学力の底上げが進んでいることがわかりました。 各教科別の平均正答率をみると、小学校では、国語Aが74.8%、国語Bが57.5%、算数Aが78.6%、算数Bが45.9%、中学校では、国語Aが77.4%、国語Bが72.2%、数学Aが64.6%、数学Bが48.1%でした。 都道府県の中で、最も正答率が高かったのは、小学校では、国語Aが秋田県で80%、国語Bが秋田県と石川県で64%、算数Aと算数Bは、ともに石川県で85%と53%。中学校は、国語Aが秋田県と石川県、そして福井県で82%、国語Bが秋田県で78%、数学Aと数学Bはともに福井県で73%と54%でした。 一方で、都道府県のうち最も正答率が高い県と低い県を比べたところ、10年前は小学校の国語A