米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は、米中貿易協議の「第1段階」合意と米国・カナダ・メキシコ協定(USMCA)の修正合意を12月第2週にまとめ上げたことで、平和で静かなクリスマス休暇を過ごせると楽しみにしていただろう。写真はメキシコ市で10日撮影(2019年 ロイター/Carlos Jasso) 米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は、米中貿易協議の「第1段階」合意と米国・カナダ・メキシコ協定(USMCA)の修正合意を12月第2週にまとめ上げたことで、平和で静かなクリスマス休暇を過ごせると楽しみにしていただろう。ところが実際には、USMCAを巡るメキシコ政府の誤解を正す作業に追われ、これらの合意内容に対して与党・共和党議員から批判を浴びる事態が起きている。 保守系の米紙ウォールストリート・ジャーナルは論説で、トランプ政権はUSMCA修正を野党・民主党に同意してもらうために