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2020年9月20日のブックマーク (1件)

  • 『日本古代貨幣の創出 無文銀銭・富本銭・和同銭』(今村 啓爾):講談社学術文庫 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

    『続日紀』には、708年「はじめて銀銭を行う」、「はじめて銅銭を行う」とある。和同開珎が日初の貨幣という記述があるのはなぜか? なぜ、まず銀銭、その後銅銭が発行されたのか? 蓄銭叙位令がなぜ出されたのか? 『日書紀』には、683年に「今より以後、必ず銅銭を用い、銀銭を用いる事勿れ」とは何を意味するのか? 政府が銅銭を流通させた(皇朝十二銭)目的を徹底的に探る。 以前からその存在は知られていましたが、1999年に奈良県の飛鳥池遺跡で発見された33枚の富銭によって、683年頃に発行された日最古の銅銭であることが確定されました。従来日最古の貨幣とされていた和同開珎(708)以前に貨幣はあったのです。 しかし実際には、富銭に先立つ貨幣として無文銀銭(銀の実体価値貨幣)が流通を担っており、その後も数世紀にわたって流通を続けていました。 『続日紀』によれば、708年「はじめて銀銭を行う

    『日本古代貨幣の創出 無文銀銭・富本銭・和同銭』(今村 啓爾):講談社学術文庫 製品詳細 講談社BOOK倶楽部