(編集部注:米CNETによる「Wii U」のレビューを前編と後編の2回に分けて翻訳して公開します) 最初の発表から1年半経って、ようやく「Wii U」が米国で発売された。 この任天堂の新型家庭用ゲーム機は、タブレット型コントローラである「GamePad」を目玉としたゲーム機と、主に「Xbox 360」や「PlayStation 3」などの既存プラットフォームで過去または今後提供されるタイトルからなるラインアップにすべてを賭ける、任天堂にとっての大きなギャンブルだ。任天堂は、カジュアルモバイル層(「iPad」やタブレット、スマートフォン)とハードコアゲーマー向けゲーム機の両方との、ニつの方向からの競争に直面すると思われる。このような予測が難しいゲーム市場で、Wii Uは確固たる地位を確保できるだろうか? その可能性はある。なぜなら、Wii Uは任天堂のゲームとして初めて、ゲーム以外の用途にも