11月15日、日本マイクロソフトは同社のRDBMS「Microsoft SQL Server」の次期バージョンに関するプレス向け説明会を開催した。従来「Denali(デナリ)」というコード名で呼ばれていた次期バージョンの正式名称が「Microsoft SQL Server 2012」に決定され、提供開始は2012年上半期と公表された。 製品構成は3エディションに集約 SQL Server 2012は、従来からの特徴であった「RDBMSにBI機能を標準搭載した」という点をさらに強化する。また、大規模なミッションクリティカルアプリケーションの実行を支援するための高可用性機能の強化など、さまざまな新機能も盛り込まれ、ビッグデータへの対応に関する同社の戦略方針も明確になってきている。しかしながら、今回のリリースでもっとも重要なポイントは、クラウド時代に適合するための提供形態のシンプル化ではないだろ