埼玉県川口市内で一部クルド人と住民のトラブルが相次いでいる問題を巡り、記者団の取材に応じる自民党の新藤義孝元総務相=4日午後、衆院第1議員会館 埼玉県川口市で一部クルド人と住民のトラブルが相次いでいる問題を巡り、自民党の新藤義孝元総務相(衆院埼玉2区)と地元の市議や県議らが4日、国会内で勉強会を開いた。勉強会には出入国在留管理庁の担当者も出席し、意見を交わした。 新藤氏らは、難民認定申請中で入管施設への収容を一時的に解かれた「仮放免」に関し、運用上の改善を求めた。同氏によると、仮放免許可証は入管が発行するが、申請者本人の希望次第では許可証を発行されたことが自治体には通知されない。この運用上の制度が、自治体による実態把握を難しくしているとみられる。