ホテルのバルコニーからは、東京駅丸の内駅舎の南ドームレリーフが見える=24日、東京都千代田区、遠藤真梨撮影北ドーム2階の回廊から見下ろすコンコース。床は復元前のドーム屋根をイメージしている=24日午後、東京都千代田区、遠藤真梨撮影 JR東日本は24日、復元工事がおおむね完了した東京駅丸の内駅舎の内部を報道機関に公開した。10月1日早朝に南北二つのドームの内部が利用者にお披露目される。同日午後3時からは完成式典がある。 2007年に着工し、戦災で焼けた3、4階のドームや屋根部分を復元し、国の重要文化財に指定された駅舎の1、2階は保存。長さ335メートルの鉄骨れんがづくりに免震構造を施した。 駅舎1階にある駅長室や、地下1階から地上4階にわたる東京ステーションホテルのロイヤルスイート(1泊80万8500円)などが初公開された。駅長室は広さ56平方メートル。執務机の横には永平寺七十三世貫首