社会保障費用統計に見る我が国の高齢者優遇やいかに? - 元官庁エコノミストのブログ
昨日11月11日、国立社会保障・人口問題研究所から2012年度の「社会保障費用統計」が発表されています。2012年度の「社会保障給付費」総額は108兆5,568億円と過去最高を記録し、対前年度増加額は1兆507億円、伸び率は+1.0%となっています。まず、いつもの日経新聞のサイトからこの統計を報じた記事を引用すると以下の通りです。 社会保障給付、最高の108.5兆円 12年度1%増 国立社会保障・人口問題研究所は11日、年金や医療、介護など社会保障の給付が2012年度は108兆5568億円になったと発表した。前の年度から1%増え、過去最高を更新した。高齢者の増加で給付が膨らみ続けており、給付の抑制が急務だ。 社会保障給付費は、社会保障にかかる費用のうち、税金や保険料でまかなった分を示し、自己負担は除く。国民1人当たりに直すと85万円で前年より1.2%増えた。年金が5割、医療が3割、介護など
合併処理 - だからちがうんだってば．
とあるところでとある先生たちと話をしていたところ，「平成の大合併のせいで市町村ベースのデータを作ろうと思うと合併処理が大変だ」という話になり，そんなもんかしらん，と思っておりました．たしかに合併処理はめんどうなんですが，市町村の廃置分合についてはe-statにデジタルデータで公開されているし，市町村コードさえ打ってあれば，古い市町村コードに新しい市町村コードを紐つけて，新しい市町村ごとに合計値を取ればいいだけの話だからです．そうはいってもやってみるとこまごまと面倒で，合併はしてなくても郡が変わったり政令市になったりしたために市町村コードが変わったケースがあり，また上九一色村という例外もあります．古い市町村名に市町村コードを当てはめるのもだいたいはExcelとかStataとかのコマンドでなんとかなるんですが，「龍ケ崎市」と「竜ヶ崎市」がマッチしなかったり（ケが大きいか小さいかにも注意），同名
ＳＮＡ中心で見た社会保障 | 大和総研
◆本稿は、ＳＮＡ統計を中心にして社会保障を分析したものである。ＳＮＡを使うメリットは、今や社会保障が財政悪化の最大の要因となっている中、社会保障と財政・経済との関係を整合的に捉えることができることなどである。しかし、現時点では年齢層別のデータが存在しないなどの制約があるため、他の統計データで補う必要がある。 ◆具体的な内容としては、財政健全化目標など財政との関係を見た後、年金、医療、介護、といった分野別に、更に詳細な制度などまでブレークダウンして給付や収支の推移などを見ている。特に、高齢者数増加とそれ以外の要因がどの程度効いているのかを分析している。 ◆結果については、高齢者数増によらない給付増も大きい。「高齢者数が増加するのでどうしても社会保障支出は増加してしまう」と考えがちだが、実はそれ以外の要因による支出増が、若年者分増も含めかなりある。 ◆負担面では、総額の横ばい傾向は、生産年齢人
経済指標を見るための基礎知識 | 大和総研
日頃、新聞やテレビなどで経済指標に関する情報に接する機会は数多くあります。しかし、それらの見方などを初心者向けに解説したものが欲しいと感じられている方も多いのではないかと思います。そこで、大学で経済学を勉強する機会がなかったといった方などを想定して、経済指標を見るための基礎知識を解説しています。GDPを中心としていますが、今後、それ以外の指標にも対象を広げていく予定です。 2013年06月19日 経済指標を見るための基礎知識 経済指標を見るための基礎知識 補足版 国民総所得（ＧＮＩ）と「10年後に150万円増」等の解説～ＧＮＩの内訳はどうなっているかなど～ 2013年02月21日 経済指標を見るための基礎知識 経済指標を見るための基礎知識 第10回 統計制度、景気判断や予測など 2013年02月14日 経済指標を見るための基礎知識 経済指標を見るための基礎知識 第９回 ＳＮＡ全体の理解のた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
https://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/19919106.pdf