Sandcastleのコマンドラインツールが、どのようにしてドキュメントとなるHTMLを生成しているのかを見ていきましょう。 (2)MRefBuilder.exeによるリフレクション まず、アセンブリ内のクラスとメンバの型情報を取得します。このときに利用するツールがMRefBuilderです。MRefBuilderの引数に対象アセンブリを指定すると、それに対してリフレクションを行い必要な情報をXML形式で出力します。コマンドの例としては、次のようになります。 MRefBuilderの実行例 MRefBuilder.exe SampleLib.dll /out:reflection.org この例では、SampleLib.dllの型情報をすべてreflection.orgというXMLファイルに出力しています。MrefBuilderには、パラメータとして次の項目を設定できます。 MRefBui
前回は、XMLドキュメントコメントの書き方と、Sandcastleでリファレンスマニュアルのページ(HTML)を生成する仕組みを見てきました。今回は、そのHTMLからヘルプファイルを作成する手順について紹介します。 Sandcastleで出力できるヘルプの形式としては「HTML Help 1.x形式」「HTML Help 2.x形式」「Web形式」の3つがあります。といっても、Sandcastleにはヘルプファイルを生成するプログラムは含まれていません。そのため、ヘルプファイルを生成できるヘルプコンパイラを別途入手して、それをSandcastleから呼び出す必要があります。 ここでは、各ヘルプの形式と、それぞれの閲覧と生成に必要なプログラムについて見ていきます。 HTML Help 1.x形式(*.chm) 1997年に公開されたHTML Help 1.x形式(最新バージョンは1.4)は、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く