赤ちゃんにとって、百日咳は命取りになる感染症だ。アメリカでは2004年以来、毎年平均3055人の赤ちゃん(12ヶ月未満)が百日咳にかかり、うち19人がなくなっているそうだ。百日咳の予防策はワクチンが一番だが、赤ちゃんがこのワクチン(百日咳、ジフテリア、破傷風の混合ワクチン)を受けられようになるのは生後2ヶ月からで、その前に百日咳に感染してしまうと痛い。 ゆえに、生後まもない赤ちゃんの百日咳を防ぐためには、周りの人が積極的に百日咳・ジフテリア・破傷風ワクチン(Tdap)を受けるべし、とCDCの予防接種に関する諮問委員会(ACIP)が発表した。