当ブログで行ったGoogle Fontsの読み込み最適化を紹介します。CLSを大幅に改善できたので個人的にはこれが最適解だと思っています。 結論いきなり結論ですが、次のHTMLのhrefの値を使用しているGoogle Fontsのそれに変更し、head内で読み込んでください。
単体のアニメーションだとそれほど気にならない場合でも、表示範囲の中で複数のアニメーションが同時に走ったりする場合、負荷が増大して処理落ちなどを起こすことがあります。 レンダリング負荷を軽減するため試行錯誤をしたので、備忘録もかねて実施した内容をまとめました。 可読性や保守性など、よりクリーンなコードを目指す場合は不適切な書き方があるかもしれません。 コードは参考程度に見ていただき、各自の環境でデバッグのうえより適切なコードを選択していただければと思います。 パフォーマンスパネルでデバッグ今回はChromeのパフォーマンスパネルで検証をしました。 パフォーマンス計測後の詳細からJSファイルを参照すると、具体的な実行時間まで表示されるため重たい処理の特定に非常に重宝しました。 パフォーマンスパネルの使い方の詳細は以下をご参照ください。
Performance APIは、実際のユーザー機器やネットワーク接続で、本番ウェブアプリケーションの応答性を測定してくれます。これによって、クライアント側とサーバー側の両方のコードのボトルネックを特定することができます。 user timing:クライアント側のJavaScript関数の独自パフォーマンス計測 paint timing:ブラウザレンダリングのメトリクス resource timing:アセットとAjaxコールの読み込みパフォーマンス navigation timing:リダイレクト、DNSルックアップ、DOMレディネス等を含むページ読み込みのメトリクス Performance APIを使用すると、パフォーマンス評価に関する以下のような典型的な問題に対処できます。 開発者はアプリケーションのテスト時に、しばしば高速ネットワークに接続されたハイエンドPCを使用します。DevT
トラベルブックのフロントエンドチームでは2020年の9月から、ページのパフォーマンス改善に取り組んでいます。 今回は今までどのようにやってきたのかを紹介したいと思います。 Core Web Vitals 2020年5月、Core Web Vitals がSEOに影響されるというのがGoogleから発表され、集客的にもユーザー体験をページパフォーマンスが重要になりました。 弊社はメディアサービスを運用しており、SEOはビジネス的に重要な指標としています。 そのため、Core Web Vitals をパフォーマンス改善の指標としました。 Core Web Vitalsはより良いユーザー体験を提供するための指標となっていて、読み込み時間、インタラクティブ性、視覚的な安定性 に焦点をあてた下記3つの指標をベースに計測します。 Largest Contentful Paint (最大視覚コンテンツの
ブラウザに描画されるWebページをデジタルイラストに例えて、レンダリングの仕組みからCSSアニメーションのパフォーマンスを考える視点を解説します。 また、近い将来、GPUアクセラレーションをはじめとするパフォーマンス事情がどう変わっていくのかについても触れ、新たに主流になるかもしれないアニメーション実装手法をご紹介します。 本記事は、TechFeed Experts Night#14 〜 絶対役立つ!最先端のCSS総ざらいのセッション書き起こし記事になります。 イベントページのタイムテーブルから、その他のセッションに関する記事もお読み頂けますので、一度アクセスしてみてください。 本セッションの登壇者 セッション動画 今回はブラウザのレンダリングの大まかな仕組みから、CSSアニメーションのパフォーマンスを予測できるようになるというお話をしたいと思います。実際にChromeで計測した数値をまじ
はじめに 『レンダリングの仕組みなんて知らなくても、ブラウザが勝手にやってくれるじゃん!』 当時駆け出しのエンジニアだった私はそう思っていました。 実際、当時の私はレンダリングの『レ』の字も知りませんでしたが、特に業務上で問題はありませんでした。 しかし、その時は突然訪れました。 クライアントの要望でアニメーションを多彩に取り入れた案件を実装した際に、テスト段階で一部ブラウザ(S○f○ri、E○ge)でアニメーションがひどい状況になっていることが発覚しました。 (開発中はChromeで確認を行っており、Chromeでは特に問題はなかったので発覚が遅れました。) それからは、狂ったようにパフォーマンスの改善方法をググり、修正する日々が続きました。(最終的には、なんとかマルチブラウザでの動作も担保し、納品まで完了しました。) その案件が落ち着いた後、改めて自分の調べたことを振り返ると、局所的な
JavaScript Start-up Optimization Stay organized with collections Save and categorize content based on your preferences. As we build sites more heavily reliant on JavaScript, we sometimes pay for what we send down in ways that we can’t always easily see. In this article, we’ll cover why a little discipline can help if you’d like your site to load and be interactive quickly on mobile devices. Delive
Webアプリケーションで、ブラウザ上でJavaScriptを用いてAPIからデータを取得して画面に反映する挙動が遅いと言われた時にフロントエンド側が確認することと対処方法。 ユーザのボタンクリックなどのアクションをトリガーとして、APIからデータを取得し画面に反映するというシナリオがあった際に、ユーザのアクションから画面への反映に時間を要しているという状況を想定しています。 Largest Contentful Paint (LCP)が遅い場合に関しては、別のアプローチになるので今回は除外します。 本当にフロントエンドがボトルネックになっているか まず最初にすることは、APIのレスポンスタイムと、APIのデータを画面に反映する処理のどちらがボトルネックになっているかの確認です。 ユーザのアクションから画面への反映までの時間の中でAPIのレスポンスが大部分を占めている場合、プリフェッチなどの
この記事ではブラウザの仕組みを図解を用いてわかりやすくご説明します。 最近のブラウザは優秀なので、ブラウザの仕組みを理解していなくても、パフォーマンスの問題が発生することは少ないかもしれません。 しかし、アニメーションを多用するサイトやユーザーインタラクティブなサイトの場合、パフォーマンスの問題はとてもシビアです。 ブラウザの仕組みを知ることで、ブラウザのパフォーマンスを最大限に引き出す実装を行うことができます。 画面がなめらかに表示されないのはなぜ?スクロールをしていてカクつく。またはアニメーションがカクカクしている時というのはブラウザがどういう状態なのでしょうか? まずは、この状態を定量的に説明するためFPS(フレームレート)から説明します。 FPSとはFrame Per Secondの略で1秒ごとの画面(フレーム)の切り替わる回数を表しています。 ブラウザでサイトを見た際には最高で6
こんにちは、ぬこすけです。 近年、Webフロントエンドではサイトのパフォーマンスの重要性が高まっています。 例えば、GoogleはCore Web Vitalというパフォーマンスに指標を検索結果のランキング要因に組み込みました。 また、近年の某企業が「パフォーマンスの改善に取り組んだ結果、セッション数〇%アップ、CVR〇%アップ...」などの事例は枚挙にいとまがないでしょう。 パフォーマンスチューニングするためには、定量的に計測してボトルネックを探すようなトップダウンなアプローチもあります。 しかしながら、時には千本ノック的にハウツーを片っ端から試していくボトムアップなアプローチも有効になることもあったり、日々のコーディングでパフォーマンスを意識したコードを書くことは大切でしょう。 この記事ではパフォーマンス最適化のハウツーを紹介します。 パフォーマンス改善の施策が思い浮かばない時やフロン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く