2016年4月21日のブックマーク (2件)

  • 【正論】LGBT差別禁止法に異議あり! 異性愛を指向する価値観に混乱をきたしてはならない 麗澤大教授・八木秀次

    憲法・民法との間に生じる齟齬昨年4月、東京都渋谷区が同性カップルを「結婚に相当する関係」と扱う「同性パートナーシップ条例」を施行した。9月には世田谷区が条例によらない「同性パートナーシップ宣誓」の要綱を発表した。今年4月1日には三重県伊賀市が同性カップルの公的証明書発行を始めた。渋谷区で申請のあったカップルは3月末現在で8組にとどまっている。 同性愛者は存在するし、彼らが生きやすい社会をつくることに異論はない。しかし、渋谷区の条例は、異性愛、同性愛、両性愛、無性愛を「性的指向」の価値として平等とし、学校教育や生涯学習で理解を深めたり、区民や事業者に同性愛者など性的少数者に対する「一切の差別」を禁止するなど、思想信条や表現、経済活動の各自由を制約する惧(おそ)れがある。とりわけ結婚(婚姻)を男女の関係に限っている憲法や民法などとの間に齟齬(そご)を生じさせている。 法はさまざまな人間関係の中

    【正論】LGBT差別禁止法に異議あり! 異性愛を指向する価値観に混乱をきたしてはならない 麗澤大教授・八木秀次
  • 「おかまに行政支援は不要」発言、地方のLGBTが抱える生きづらさ

    「逆に感謝の気持ちもあるんです」 「自民党公認としては…」 「墓場まで持って行くことになる」 おかまに行政支援は不要――。新潟県三条市が制作委託料を出しているFM番組のパーソナリティーをめぐる市議の発言が議論を呼びました。その後、市議は撤回しましたが、発言は地方に住む性的少数者(LGBT)の生きにくさを考えるきっかけになりました。「おかま」発言のきっかけとなったラジオパーソナリティー、さとちんさんは「ここは渋谷区ではない。田舎に行けば行くほど大変」と話しています。 「逆に感謝の気持ちもあるんです」 「僕は逆にまあ、市議さんに、ありがとうございました、という感謝の気持ちもあるんです」 さとちんさんは、今回の騒動を振り返り、そう語りました。見附市出身のさとちんさん。19歳の春に上京し、作曲家の平尾昌晃さんの音楽学校でレッスンを受け、タレントとして大成することを目指しました。しかし、約20年前、

    「おかまに行政支援は不要」発言、地方のLGBTが抱える生きづらさ