2020年4月11日のブックマーク (2件)

  • 休校で「家が辛い」子どもたちからメッセージ急増 相談先のNPO「ぎりぎりの状況」(大塚玲子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    新型ウイルスの影響で今も多くの学校で休校が続いています。やむを得ない措置ですが、家に居場所がなく辛いと感じている子どもたちも少なからずいるでしょう。 家が辛い子どもたちはいま、どんな状況にあるのか? LINEなどで子どもから相談を受ける団体は複数ありますが、そのうちのひとつがNPO法人ウィーズ(千葉県船橋市)です。親の離婚など、家庭環境に悩む子どもたちの支援をしています。 代表の光歩さんによると、全国で休校が始まって以来、子どもたちからのLINE相談は大きく増えたといいます。 「2月下旬までは1日の相談者数は4、5人くらいで、やりとりの数は60件程度でした(1往復で1カウント)。それが休校が始まった3月にどんどん増えて、4月のはじめには1日20人くらいになり、やりとりが1日で300件を超えることもあります。研修を受けた11人のボランティアスタッフでなんとか対応していますが、もうぎりぎりの

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  • 藤原辰史:パンデミックを生きる指針——歴史研究のアプローチ

    人間という頭でっかちな動物は、目の前の輪郭のはっきりした危機よりも、遠くの輪郭のぼやけた希望にすがりたくなる癖がある。だから、自分はきっとウイルスに感染しない、自分はそれによって死なない、職場や学校は閉鎖しない、あの国の致死率はこの国ではありえない、と多くの人たちが楽観しがちである。私もまた、その傾向を持つ人間のひとりである。 甚大な危機に接して、ほぼすべての人びとが思考の限界に突き当たる。だから、楽観主義に依りすがり現実から逃避してしまう——日は感染者と死亡者が少ない。日は医療が発達している。子どもや若い人はかかりにくい。1、2週間が拡大か制圧かの境目だ。2週間後が瀬戸際だ。3週間後が分水嶺だ。一年もあれば五輪開催は大丈夫だ。100人に4人の中には入らないだろう。そう思いたくなっても不思議ではない。希望はいつしか根拠のない確信と成り果てる。第一次世界大戦は1914年の夏に始まり191

    藤原辰史:パンデミックを生きる指針——歴史研究のアプローチ