カカオフラバノールによる血流増加作用が、認知機能に好影響を与えている?(C)Monika Adamczyk-123rf チョコレートを頻繁に食べている人ほど、認知機能が高い傾向にあることが、オーストラリアSouth Australia大学のGeorgina E.Crichton氏らの研究で明らかになりました。 チョコレートは、カテキン、エピカテキンなどのフラバノール(ココアフラバノールまたはカカオフラバノールと呼ばれています)を豊富に含んでおり、健康にさまざまな利益をもたらすと考えられています。特に、循環器に対する好ましい影響を示すデータは蓄積されつつあります。しかし、認知機能との関係を調べた研究では、一貫した結果は得られていませんでした。
