「まだパンデミックは制御できる」[ロンドン発]中国から世界に広がった新型コロナウイルスについて、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は3月11日、ようやくパンデミック(世界的な大流行)宣言を行いました。 伊セリアAのユヴェントスで選手の感染が分かり、法律に基づきクリスティアーノ・ロナウド選手も自己隔離に入ります。セリアAは新型コロナウイルスの流行で全試合が4月3日まで中止されています。遅すぎたパンデミック宣言をテドロス事務局長の記者会見から見ていきましょう。 「WHOは新型コロナウイルスの流行レベルの深刻さ、重症度、不作為を深く懸念しており、症例数、死亡数、影響を受ける国はさらに増えるとみています。従って新型コロナウイルス感染症はパンデミックに当たると判断しました」 「コロナウイルスによる初のパンデミックです。まだ全ての国にパンデミックの行方をコントロールできるチャンスは残さ
Google マップは、人々の移動を助ける便利な方法になると考えのもと、15 年前に誕生しました。その、Google マップが今日の姿へと成長する過程は、とてもわくわくするものでした。長年にわたって、系統立てて機能が加えられたことで、Google マップは単なるナビゲーション用ウェブサイト以上の存在へと進化しました。現実世界とデジタルの両方で、徒歩・車・公共交通機関・車椅子などのさまざまな移動方法にて世界を探索するための玄関口になりました。 Google マップの誕生日を祝って、15 年間の長い年月のなかでも、特に重要でエキサイティングだった瞬間を振り返ってみましょう。 Google マップの誕生:2005 年 2 月 8 日に、デスクトップ向けの Google マップを公開しました。「A 地点からB 地点に行く」を助ける新しいソリューションとして登場した Google マップは、現在では
現在のほとんど全ての英数キーボードにおけるControlキーの位置は、一番左の一番下にある。それに対してHHKB(Happy Hacking Keyboard)は発売されて20年以上、Aキーの左隣にControlを配置し続けている。HHKBを開発・販売するPFUはなぜそこにこだわるのか? MS-DOSの時代に一斉を風靡したNECのPC-9801の、そしてApple Macintoshの初代JISキーボードはAキーの左隣にControlキーが配置されている(正確にはPC-9801ではAのすぐ左はCaps、そのまた左がControlだった)。てっきりこの辺りがHHKBのキー配列の原点なのだろうと思っていたのだが、その仮説はあっさり覆された。 PFUの松本秀樹広報戦略室長は、このキー配列はSun type3キーボードを参考にしたのだと話す。現代人はほぼ知らないであろう、伝説的なコンピュータに使わ
米グーグル(Google)は、2019年10月に発売したスマートフォン「Pixel」シリーズの最新機種「Pixel 4」に、さまざまな新機能を搭載した(関連記事)。この中で、「仕事に役立つ」と報道関係者やビジネスパーソンなどから注目を集めた機能が、新しい音声レコーダーアプリである。現状で対応するのは英語だけにとどまるものの、クラウドに接続することなく、Pixel 4内部、いわゆる「on device(オンデバイス)」ながら、高い精度で音声を認識し、それをほぼリアルタイムで文字に起こせることを特徴にする。この新アプリの基になった音声認識技術の実力や今後の展開などについて、グーグルの担当者であるSagar Savla氏が報道機関に向けて語った。
10月16日にグーグルが新しいハードウエア製品を発表した。それらに共通するのは「アンビエント・コンピューティング」だ。それはどういう意味を持っているのか? そして、それはどのような機能に現れているのか? グーグルの戦略を分析してみよう。 実は「Wi-Fiアクセスポイントが戦略製品」である理由 グーグルのハードウエア製品というと、我々はまず「Pixel 4」のような機器を思い浮かべる。グーグルにとっても注力商品であることは間違いない。だがそれでも、あくまで「重要な機器」のひとつだ。彼らが核にあると考えているのは音声アシスタント技術である「Googleアシスタント」だ。 音声認識の活用は、特に日本ではまだ進んでいない。声で命令を発することに慣れていない、他人がいる場所で独り言のようにつぶやくのが(まだ)奇異に見える、といった慣習的な側面に加え、日本語での応答技術の未熟さも課題だろう。とはいえ、
Windows10Xを搭載する「Surface Neo」。発表会場では触れることはできず、展示の撮影のみが許されていた。 撮影:西田宗千佳 10月2日(現地時間)にニューヨークで開催されたSurfaceの新製品発表会は、筆者が感じる限り、ここ数年でもっとも参加者の熱狂が伝わってくるイベントだった。 最も大きな理由は、2機種の2画面Surfaceである「Surface Neo」「Surface Duo」の発表だ。リークが相次ぐ昨今のIT業界には珍しく、直前に若干のリークがあったことを除くと、詳細が漏れていない大きな発表だった……という事情がある。 けれどもそれだけでなく、2012年6月の初代機発売以降、地道に完成度を上げてきた「Surface」という製品群の完成度の高さが見える発表だったから、という点が大きかった。 発表会の後、米マイクロソフト・コーポレートバイスプレジデントでチーフプロダク
ソニー・インタラクティブ・エンターテインメント(SIE)が、人工知能を使ったPlayStation向け音声サポートシステムの特許を出願していることが、特許データベース検索サービスPATENTSCOPEの情報から明らかになった。 この技術は、PlayStationの電源を付けたりゲームを起動したりといった音声アクティベーションではなく、ゲーム内のコンテンツをAIが認識した上で、ユーザーのゲームプレイを直接アシストしてくれるというもの。 たとえば、オープンワールドRPGをプレイ中にPlayStationに話しかけて、特定のモンスターの倒し方や武器の入手場所、目的地への移動経路などを尋ねると、プレイヤーの音声とゲームコンテンツを同時に認識して、適切なアドバイスをくれるという仕組みだ。 (画像はPATENTSCOPEより)(画像はPATENTSCOPEより) 特許データベースのサンプル画像からは、
watchOS 11 is out now, with new Sleep Apnea feature
Facebook傘下のOculusは、新型の一体型VRヘッドセット「Oculus Quest(オキュラスクエスト)」を5月21日に発売することを発表した。価格は64GBモデルが4万9800円、128GBモデルが6万2800円。同端末は、従来のOculus RiftのようにPCに接続する必要がなく、Wi-Fi環境さえあればいつでもどこでも、“VR空間を歩きながら”ゲームや映像を楽しめる6DoF対応のデバイスだ。 Oculus Riftからの乗り換えを検討しているユーザーもいると思うが、同じくPCなしに遊ぶことができ、外出先にも持ち出せる、スタンドアロン型のVRヘッドセット「Oculus GO」からの乗り換えを考えている人は多いのではないだろうか。筆者もその一人だ。CNET Japan編集部では、日本での発売に先駆けてOculus Questを体験することができたので、Oculus GOとの違
PC作業する環境は、エンジニアの集中力や生産性を左右する重要なポイントだ。では、どんな環境なら集中力や生産性を高められるのか。これを実際に仮説検証したIT企業がSHIFTである。10連休で自宅のPC作業環境を見直すうえでも参考になるはずだ。 集中力を高め、生産性を1.5倍にしたというPC作業環境の名前は「R&Dルーム」。同社でソフトウエアテストを担当するエンジニアが利用する部屋だ。1項目ごとに黙々と作業を進めるソフトウエアテストで、最高に集中して没頭できる環境を目指した。机、ディスプレーの数、椅子、照明、音、そして香りといった要素が集中力を左右させると仮説を立て、各要素で試行錯誤をしながら部屋を造ったという。
「携帯電話の未来」を象徴する二大テーマ 2月末、筆者はスペイン・バルセロナにいた。モバイル業界を中心とした展示会である「MWC19 Barcelona」を取材するためだ。 モバイルだけに限定されない、広汎なテクノロジーに関するイベントという建て付けになっているが、主催者が携帯電話関連の世界的な業界団体であるGSMアソシエーションということもあり、話題の中心はどうしても「携帯電話業界の未来」に関わるものに集まった。 会場で、特に目立っていたものが2つある。 1つは「5G」。そしてもう1つが「二つ折りスマホ」だ。 両者にはもちろん関係がある。しかし、単純に「5G時代には二つ折りが向いている」とか、「5Gだから二つ折りが生まれた」とは言いがたい。 両者のあいだに“微妙な”関係があることそのものが、5Gの1つの本質なのである。いったいどういうことなのか。 大手2社が「二つ折り」で激突 MWCの会場
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く