福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書 作者: 福島原発事故独立検証委員会出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2012/03/12メディア: 単行本(ソフトカバー) この本を読んで知ったことですが、福島第一原発事故で原発の電源が喪失した際、原発内で高台にあって無事だった社員の通勤用乗用車からバッテリーを大量に外して、それを停止した原発制御装置に直列接続して制御装置を再起動。 そのまま大量の車のバッテリーの電気で炉心減圧作業を再開してたそうです。 よくぞまあ、あの混乱状態でこんな事を思いついて実行したもんです。 結局、この処置行なっても水蒸気爆発は防げなかった訳ですが、車のバッテリー使わなかったら、更に悪化していた可能性も高いわけで。 しかし福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書は大変に素晴らしい本です。 目次を見てもらえば分かる通り、福島第1原発事故に