出雲国風土記を巡る旅 令和5年3月編 6 島根県木次市の温泉施設「おろち湯ったり館」で湯に入ったあと、木次清水街道を歩いています 江戸時代、広瀬藩主の参勤交代によって整備された旧街道だそうです なにやら屋根を貫いて横に大きく伸びている松の大木 難波の大松、だそうです そこから歩いて、木次駅の裏手の方まで歩いてきました そこに大きな岩があり、いくつもの脊柱やら案内板が建っています 出雲国風土記登場地に建てられている標柱がそこにありました 「斐伊郷新造院礎石」と彫ってあり、 「大領勝部臣蟲麻呂(かみすぐりべのおみむしまろ)が造りし所なり。」と書かれたタイルが埋め込まれています 安置されている礎石 天平のころ(730年代)、勝部臣虫麻呂が建立した寺院の礎石で、出雲国では一番大きな寺院だったそうです 出雲国風土記には大原郡の条に「新造院」(風土記編纂のころ豪族によって建てられた仏教寺院)が3か所あ