言語学者の川原繁人氏による著書『言語学者、外の世界へ羽ばたく〜ラッパー・声優・歌手とのコラボからプリキュア・ポケモン名の分析まで〜』が4月28日(木)、教養検定会議より発売された。 (画像は版元ドットコム『言語学者、外の世界へ羽ばたく~ラッパー・声優・歌手とのコラボからプリキュア・ポケモン名の分析まで~』より) 音声学・音韻論・一般言語学を専門とし、慶應義塾大学言語文化研究所の教授として務める川原氏は、『ポケットモンスター』(以下、ポケモン)シリーズにおけるポケモンの名前の付け方のパターンを分析した「ポケモン言語学(Pokémonastics)」の提唱者としても知られる。 本書では同学問の実践をはじめ、ラッパーや声優を招いての授業、『プリキュア』シリーズの歴代戦士の名前の分析といった身近で親しみやすい題材を通じて、言語研究の新たな地平を切り開いてきた著者のこれまでの活動が12の章によって語