Point ■ブリストル大学の言語学者が世界最大の奇書「ヴォイニッチ手稿」の言語ルールを解読 ■手稿に用いられていたのは、すでに絶滅した言語「ロマンス祖語」だった ■さらに手稿はアラゴン王国の王妃マリア・デ・カスティーリャのための参考資料として編纂されたものと判明 例のアイツがまた解読された。 世界最大の奇書「ヴォイニッチ手稿」。1912年にイタリアで発見されて以来、数多くの天才たちが手稿の解読を試みるも次々と失敗してきた。その中には、「史上最高の頭脳」と謳われたアラン・チューリングもいたそうだ。 ところが発見からおよそ100年、イギリス・ブリストル大学の言語学者ジェラルド・チェシャー教授がなんとたったの2週間で解読に成功したというのだ。 チェシャー教授が解読したのは、手稿に用いられている言語・表記ルールおよび書かれた年代や場所であるとのこと。数百ページにわたる内容全体の解読はこの成果をも