Unicodeの「IVS」というものの普及を目指す協議会が設立されたというニュースが出ていました。例えば、ITmedia Newsの「「書き手と読み手の字体の一致」を保証する「IVS」普及へ、MSやアドビなど協力」などの記事があります。 内容以前に気になったのが、IVS という用語の使い方。Ideographic Variation Sequenceという名のとおり、これはsequenceを表す言葉です。どういうsequenceなのかというと、UnicodeのCJK統合漢字の後ろにU+E0100のような符号位置 (variation selector) を付けたものです。これによって漢字の異体字 (とひとまず呼んでおくが、異体字というより活字のデザイン差程度のものが多い) を示すものです。 つまり例えば 「U+4E08 U+E0100」 のような列のことを本来はIVSと呼ぶわけです。 ただ
「漢字1文字は2バイト」という常識が、大きく変わろうとしている。現在改正中の「常用漢字表」に対応するためには、Unicodeの4バイト文字を使用する必要があるが、それだけでは済まない恐れがある。今後、戸籍や住民基本台帳で使われている文字がUnicodeに追加されると、漢字1文字が最大8バイトになるかもしれない。文字コードに詳しい京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センターの安岡孝一准教授が、問題の核心を解説する。(日経コンピュータ) 先日公開した『新常用漢字表が迫るUnicode移行、「シフトJIS」では対応不可能』の読者から、「今後のシステムでは漢字1文字を最大4バイトで処理すればいいのか」という質問を頂いた。実は、UTF-8あるいはUTF-16で漢字を表す場合、最新のUnicodeにおけるIVS(Ideographic Variation Sequence)を考慮すると、漢
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く