ティボー・ピノにとってキャリア最後となるツール・ド・フランス2023、地元を走る第20ステージの Petit Ballon に陣取ったピノーファンクラブの中には、かつてのフランスチャンピオンであるアルテュール・ヴィショの姿があった……。 いや何してるのこの強火担。
Published 2024/03/04 15:10 (JST) Updated 2024/03/04 15:27 (JST) 北海道で昨年9月、自転車ロードレース「ツール・ド・北海道」に出場した当時21歳の男子大学生が車と衝突し死亡した事故を受け、主催団体が今年の大会開催を見送る方針を固めたことが4日、団体への取材で分かった。安全対策をまとめるのに時間を要するのが理由だとしている。12日の理事会で正式に決定する。 主催したツール・ド・北海道協会は昨年10月から、原因究明と再発防止策の策定を目指して「安全対策検討会」を開いてきた。協会によると、レースは全行程500キロ以上と長距離にわたるため警備態勢作りが難しく、さらに議論が必要だという。
「ツール・ド・北海道」の死亡事故を受け、記者会見で質問に答える山本隆幸理事長(中央)=2023年9月、札幌市 北海道で昨年9月、自転車ロードレース「ツール・ド・北海道」に出場した男子大学生が車と衝突し死亡した事故を受け、主催団体が今年の大会開催を見送る方針を固めたことが4日、団体への取材で分かった。安全対策をまとめるのに時間を要するのが理由だとしている。12日の理事会で正式に決定する。 レースを主催したツール・ド・北海道協会は昨年10月から、原因究明と再発防止策の策定を目指して「安全対策検討会」を開いてきた。協会によると、レースはスタートとゴールが別の場所となる「ラインレース」で、全行程500キロ以上と長距離にわたるため警備態勢作りが難しく、さらに議論が必要だという。 次回の検討会は3月中に開催予定で、誘導車両の隊列などについて議論する。 事故は昨年9月8日、上富良野町で発生。東京都の大学
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)が秋山悟郎に対し、メルドニウム陽性による3年間の資格停止処分を発表した。本人は摂取を認めている。 2023年9月18日に開催されたJプロツアー第13戦にて photo:Satoru Kato 日本アンチ・ドーピング機構(JADA)によれば、2023年9月18日に開催された「Jプロツアー第13戦 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」で行われたドーピング検査で採取された秋山悟郎の検体からメルドニウム使用の違反が疑われる分析結果が出た。秋山が「アンチ・ドーピング規則違反の自認と措置受諾」を提出したため、「早期の自認及び制裁措置の受諾に基づく資格停止期間の1年間の短縮」によって本来4年間の資格停止となるところ、通知した2023年10月13日から3年間の資格停止処分が言い渡されたという。 メルドニウムはホルモン調節薬および代謝調節薬に分類され、体液性免疫の活
ツール・ド・フランスを現地でツアーでなく個人で見たいのですがキャラバン隊も含めスタートとゴールどちらが見るべきだと思いますか?また、スタート・ゴール付近はお金が掛かるのでしょうか?有料でもいいのでどうやったら見れるかアドバイスお願いします。 (男性 会社員) ■栗村さんからの回答 サイクルロードレースファンならば「いつかは現地観戦!」と思っている方は多いといます。ちなみに私自身は、過去に自分の意思でツール・ド・フランスを現地観戦したことは2回しかなく、あとは全部お仕事でした。ですので、ハイレベルなアドバイスができないことをお許しください。 さて、まず大前提ですが、自転車ロードレースの現地観戦は他のスタジアムやアリーナ型のスポーツに比べて観戦難易度がそれなりに高くなります。スポーツ観戦というより、フリーの海外旅行、海外登山といった感覚を事前に持っておいた方が良いかと思います。 沿道に多くの観
日本電信電話(NTT)は、宇都宮市、ジャパンカップサイクルロードレース協会と共同で、10月13日~15日にかけて開催予定の「SUBARU LEVORG presents 2023ジャパンカップサイクルロードレース」を再現した超高臨場メタバース空間「XRスポーツ空間」において、選手達と一緒に走っているような体験ができる実験を行う。 同社は、IOWN構想を通じて実現をめざす、「低遅延」「低消費電力」「大容量・高品質」のネットワーク・情報処理基盤を活用し、リアルな映像、音響、触覚などの新たな体験を提供する超高臨場メタバース空間の実現に向けた研究開発を進めている。 今回の実証では、SUBARU LEVORG presents 2023ジャパンカップサイクルロードレースのホープフルクリテリウムにおいて、競技レースの映像・音響・路面情報等のデータを収録。後日、競技レースの時間・空間を再現したバーチャル
トップ画像は公式サイトより 2.交通規制を担当する人員のスキルの続き 交通規制スキルが大会運営の安定を左右するのですが、競技管理側として大変苦労するポイントです。現場で起きていることをストレートにお伝えします。中には愚痴に聞こえる方もいらっしゃると思いますが、現実はこうなんだと理解いただくためにあえて包み隠さず記載しています※すべて事実ですので個別にご連絡頂ければよりいつどこで何が起きたかなど詳細な情報を共有させていただきます。 競技運営のパターンは主に2つです。 A 弊社が警備計画を立て、交通誘導員も弊社で一括手配し、事前に教育をして当日を迎えるパターン(コストは高くなりますが安定はします) B 主催者が地域ボランティアを募り配置(主催者が立てた計画に従い弊社は当日の競技管理、交通整理のスキルは当日になってみないとわからない) どちらが安定するかは言うまでもなくAです。 2023年4月に
北海道のテレビ局HBCさんの動画 およびトップ画像は公式サイトより (見出し) 国際競技団体公認のレースで、とても残念な事故です。 国内最大規模の自転車ロードレース「ツール・ド・北海道」。今月8日、参加していた21歳の男子大学生が死亡する痛ましい事故が起きました。 日本で1番公道封鎖型自転車イベント現場経験がある(らしい)との話で、現場実情を教えて欲しいとメディアから打診がありました。記者さんが良い文章を書いてくれると信じていますが 各メディアの報道は以下の2点から (A)現場や内容を熟知しない記者が記事を書くことが多く、掲載判断するニュースデスクも同様で、実際の話しとズレることがある (B)テレビの場合放送時間が限られる。新聞の場合掲載紙面が限られる 内容が【切り取り・曲解報道】になってしまうことも熟知、そして心配もしているため、現場実情を正確にお伝えします。 ※現場実務を知らない方が騒
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【栗村修】 一般財団法人日本自転車普及協会 1971年神奈川県生まれ 中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引き込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。 「栗村修の"輪"生相談」では、日頃のライドのお悩みからトレーニング方法、メンタル面の相談など、サイクリストからの様々な相談にお答えしております。栗村修に聞いてみたい、相談してみたいことを募集中。相談の投稿はこちらから
自転車ロードレースをしていたら切っても切れない落車問題。 落車はしないのが1番ですが、したくなくてもしてしまう時はしてしまいます。 レースで前の人が転んでそこに突っ込んで転んだ、雨の日に滑って転んだなどありますね。 僕も全く自慢ではないのですが数々の落車をしてきています。 そして2回の大腿骨骨折をしています。 左脚の大腿骨転子部骨折、右脚の大腿骨転子部骨折です。 最近練習していて怪我をしていなかったらどうだっただろうと考えることがあったので書いていきたいと思います。 というのも最初に折った左脚が今でも上手に使えないからです。 今日は最後にお知らせもあります。 左大腿骨転子部骨折の手術 1度目の大腿骨骨折はマレーシアで行われた2014ツールド・ランカウイでした。 ちなみに僕は大腿骨を2度折っていますが全く同じ折れ方をしています。 この一度目の落車は手術するまでかなり大変な経験だったのでそこの
東京五輪が終わりました。 実はこの2年くらい、ベルギー代表の事前合宿のアレンジや日本現地のトレーニング環境、トレーニングルートのセット、情報提供などなど...大会期間中はギリギリ外の人として、その他雑用的なアシスタントをやってました。 ご存知の通り、男子ロードではWoutが銀メダル。 女子はKopeckyが4位。MTBは男女とも少し悔しい結果となりましたが、マネージャーのFrederikと子供の頃に憧れに憧れたFilip•Meirhaegheと一緒になって、代表選手のJensとGithaの為に様々なリソースを準備してきた過程は一生の宝物です。 そんなわけで今日はベルギーチームとトラックメンバーのお見送りしてきました。(あと彼らがいらない荷物の回収。) 事前合宿では選手にもチームにも迷惑掛けたくないので緊張感のある対応と今っぽい距離感を徹底でしたが、最後は記念撮影出来ました。 流石に2年間文
自転車ロードレースで無線が使用され始めてから、随分と時間が経ちました。一度は全面禁止になった時代もありましたが、トップカテゴリーでは欠かせないツールとして使用されています。 自転車ロードレースで無線が使われ始めたのは、1990年代にアメリカのモトローラチームが持ち込んだのが起源だと言われています。レースで使用することで、レース中のベネフィットもさることながら、自社製品の宣伝にもなるというさすが通信機器メーカーがスポンサー。一説によると、ある日本人監督がヨーロッパに持ち込んだ、なんて話もあったりなかったり。 無線使用のメリットとしては、リアルタイムに選手に情報を伝えられること。レースディレクターから各チームカーに随時レースやコースの状況が伝えられる「ラジオツアー」の情報や、その場その場でのチームの動き方を指示する作戦、そして通常であれば審判にアピールしてラジオツアーで呼んでもらう補給やメカト
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。 さて、こんにちは。 実はこの2週間、僕はスペシャルな日々を過ごしていました。 ここからは捉え方によっては不快と思われるかもしれません。 実際、自分のミーハー心も入ってます。笑 が、元選手として、自転車に関わる人間として色々発信すべきだと感じました。 こちらは、彼らが帰国の途についた後に掲載しております。 我々のオリンピック今回、ご縁をいただきオランダのマウンテンバイクチームがコナステイ伊豆長岡に村外宿泊されました。 コロナ禍でのオリンピック開催により色々なハードルがありました。 通常の宿
7月25日にオリンピック自転車競技の女子ロードレースが行われました.スタートとゴールは前日に行われた男子と同じですが,途中の厳しい登りが省略されて,距離は短く獲得標高も少なくなっています.このレースで並み居るプロ選手を抑えて優勝したのが、なんと無名のアマチュア選手だったのです.オーストリア国籍のアナ・キーセンホーファーで,数学の学位を持つポスドクの研究者であり,コーチも無しで、自分ひとりで練習計画から栄養管理までやっているというのですから驚きです.強豪選手たちにはコーチや栄養士はもちろんのこと,マッサーというマッサージ専門の要員まで付いているのですから,えらい違いです.この華奢な女性が,いかにも鍛え抜かれた身体を持つプロ達を破ったのですから,僕は旧約聖書に登場する巨人ゴリアテを斃したダビデを思い出したくらいでした. それではレースを振り返ってみましょう.スタート地点は府中市の武蔵野森公園,
東京2020オリンピック女子ロードレース選手コメント キーセンホーファー「信じられない勝利」ファンフルーテン「銀メダルでも美しい」 「フィニッシュラインを越えても勝利が信じられなかった」と語るのは、東京五輪女子ロードレースで逃げ切り勝利を挙げたアンナ・キーセンホーファー(オーストリア)。一時は勝利と勘違いしながらも銀メダルを喜ぶファンフルーテンや3位のロンゴボルギーニ、21位でフィニッシュした與那嶺恵理などのコメントを紹介します。 第1位 アンナ・キーセンホーファー(オーストリア) 独走でフィニッシュするアンナ・キーセンホーファー(オーストリア) photo:CorVos ただただ信じられない。フィニッシュラインを越えた後も ”これで本当に終わり?もうこれ以上走らなくてもいいの?"と何が起きているのか分からなかった。0km地点からアタックしようと考えており、プロトン(メイン集団)で走るのが
2021/07/26 絶対優勝候補オランダ 東京オリンピック開幕から3日目の7月25日。昨日の男子ロードレースに引き続き、女子ロードレースが行われた。 コースは男子同様、武蔵野の森公園をスタートし、道志みちを上り、そのまま山中湖へと抜けて、山中湖を半周して、籠坂峠を少し上ってから富士スピードウェイへと向かう。スピードウェイ内を1周し、一度外へ出て、小山町周辺を走ってから最後にもう一度スピードウェイ内を走ってフィニッシュする全長147km。 コース的には男子に比べて上りの要素は減るものの、獲得標高は2692mと十分に厳しいコースだ。 事前の優勝候補として、オランダに注目が集まった。女子ロードレースは、男子に比べて力の差が結果に反映されやすい傾向にあるため、1位~3位をオランダが全て独占するだろうと予想がされるほど、圧倒的強さを持ったメンバーが揃った。 現世界王者で前回リオオリンピック優勝者の
そんな中、自転車競技が7月24日(土)からスタートする。その先陣を切るのが男子ロードレースで、東京の「武蔵野の森公園」をスタートし、静岡の「富士スピードウェイ」にゴールする。 この東京オリンピックの自転車競技を、スポーツマネージャーとして取り仕切るのが片山右京である。そう、F1をはじめとした様々なモータースポーツで活躍し、日本中を沸かせたあの片山右京である。 レーシングドライバーだった片山右京が、なぜ東京オリンピックの自転車競技を率いる立場になったのか……motorsport.com日本版では、今年の4月にインタビューを行なった。 ********************* 東京オリンピック・パラリンピックの自転車競技の長とも言えるスポーツマネージャーを務めるのが、片山右京である。ご存知の通り、1992年にヴェンチュリ・ランボルギーニのドライバーとしてF1デビューを果たし、1997年まで活
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