私のスケジュール・ ToDo 管理法(その 2.ToDo 管理編)にも書いたとおり、 iPhone を使い始める以前からToDo 管理にはRemember The Milk(RTM)を愛用していた私ですが、ここ最近ToDo管理ツールを乗り換えました。 現在はToodledoというWebサービスと、それと同期できるiPhoneアプリ「Ultimate Todos」を利用しています。 ただ、この状態になるまでに他のツール(タスクシュート)を使っていた時期がワンクッション挟まっていて、これはiPhoneには関係ないのですが、なぜRTMではなくToodledoかということを説明する上で大事なので、「前編」として「タスクシュート」の話をします。 Toodledoのことを知りたい人は「後編」をご覧ください。 RTM卒業のきっかけとなったのは、「シゴタノ!」管理人の大橋さんが公開されているオリジナルのツ
Jakub Stastnyさんは、一日を管理するのが難しくなっていました。延々と続くToDoリストはストレスになり、その結果、さまざまな作業がどんどん先送りになり、頭を切り替えて仕事をするのにも疲れきって、どの仕事も終わらせられないような気持ちになっていたそうです。 数週間後、彼はあることにひらめき、それを「3+2の法則」と名付けました。 ■延々と続くタスクリストによるストレス 現代では、ほとんどの人が終わらないかと思うような延々と続くタスクリストのせいで、精神的に参ってしまっています。朝起きて、仕事を始めて、働いて働いて働いて、一日の終わりに自分が何もしていないことに気付きます。もちろん、働いてはいたのですが、何かを終わらせたという感覚がないのです。本当にもどかしく、やりきれない気持ちになります。 延々と続くタスクリストがあると、仕事をズルズルと先送りにしがちです。自分でも仕事が進んでい
ToDoリストは、数ある仕事マネジメントツールの中でも定番中の定番。オンラインツールを使ったり、スマホアプリを購入したり、手帳に書き出したりと、バリエーションも豊富です。それゆえ、つい策におぼれてしまい、肝心の生産性向上にはあまりつながっていないような...という方も、少なくないかもしれませんね。 こちらでは、米Lifehacker編集長Adam Pash著『Lifehacker:The Guide to Working Smarter, Faster, and Better 』を抜粋し、このテーマについて深く取り上げてみたいと思います。 GTDのバイブルであるDavid Allen氏の『Getting Things Done:The Art of Stress-Free Productivity(邦題:はじめてのGTD ストレスフリーの整理術)』で提唱されているコンセプトをはじめ、Mer
これからしばらくの間、金曜日の北真也さんと共同連載で「Toodledoの使い方」を続けていきます。 第1回目は「どうしてずっとToodledoを使うようになったのか?」について短くまとめます。 Toodledoは当たり前のことがほぼ当たり前にやれる 私がToodledoを愛用している理由は、Evernoteを愛用しているのと同じ理由です。タスク管理する上でやりたいと思うことのほぼすべてができるからです。 デジタルノートならできて当たり前のこと。Evernoteならそれができます。タスク管理ツールならやれて当たり前のこと。Toodledoならそれがやれます。当たり前にできそうなことが、当たり前にやれるツールというのは、実はめったにありません。 当たり前のことをほぼ当たり前にできるツールとして、私に思いつくのはToodledoでなければRemember The Milk ともう一つがNozbe
やる気のあるなしに関わらず、ToDoリストの中にはやりたくない仕事が1つや2つあるものです。かといって、それをやらないわけにもいきません。 そのようなやりたくない仕事は、取りかかりやすいように、より小さな仕事に分解するとやる気が出ますよ。 ToDoリストサクサク作成アプリ『Dextronet』のブログでは、自分を騙しつつ仕事を完了させるには、必要な手順を書き出した方がいいとあります。 まず「仕事を完了させるのに必要な手順を書き出すだけだ」と自分に言い聞かせます。最初は全体のザックリとした概要を、大体3段階くらいに分けて書きます。 それから、その3段階をそれぞれもっと小さな仕事に分解します。仕事をする際に忘れてはいけないこと、注意事項などの詳細を追加します。あくまでも、仕事全体で必要なことをすべて書き出すだけです。 すると、「サルでも分かるタスク『X』を終わらせるための完ぺきなガイド」が書け
極めて短い時間の間に(15分~25分)にやるべきことが爆発的に発生してしまい、パニックに陥りそうになることもあると思います。私はフリーランスで割り込み作業が多くないため、仕事が集中してしまう事態はそう多くないですが、会社員であれば否応ないかもしれません。 こういう時に起こっていることは、だいたい「今やるべきこと」がかなりはっきりしているものの「それをやっている場合じゃない」ということです。実際に時間もないし、気も焦っているのですが、両者は矛盾しているためどうしようもありません。 そんな時にすべきことはやはり、なんとかはやる気持ちを抑えつつ「今やるべきこと」だけに取り組むこと。それ以外にはないわけですが精神だけの問題にしないために、私は使うツールを切り替えることにしています。 普段常用はしていない「OmniFocus」に「そのときやっているすべての仕事」を集中させてしまいます。 普段は時間を
次に何をするのか? が常に問題になっています。二手先や三手先もいずれは重要になるでしょうけれども、まずは次の一手がわからなくてはそこには行けないのです。 私たちの仕事は、たとえば100年前と比べると格段に「知的」なものに変わっています。仕事はこなすべき作業である割合が減り、「考えて道を探す」「解を探し求める」部分が増えてきたのです。実際、私たちは誇ってもいいのではないでしょうか? こうして仕事が複雑化する一方で毎日私たちがこなさなくてはいけない判断の数たるや、実に膨大なことになっています。 私の本業である科学研究でも一つの計算や、作図をするために準備しなければいけない作業はどんどん複雑化しています。用意するデータ、加えるべき下処理、チェックしておくべき注意事項、あとで論文を書くときのためにメモしておくべき詳細な作業過程など、すべてをあたまの中で準備するのは大変です。 もっと整理された思考を
タスクマネジメントは、生産性向上のための基本。これを便利にしてくれる、多種多様なアプリやツールがリリースされていますが、実際に使ってみると、意外と操作に手間がかかったり、ツールのメンテナンスに時間をかけすぎてしまったりと、本来の目的である生産性向上につながらない面も...? 米Lifehacker編集部のKevin Purdyさんは、タスクマネジメントツールの定番「Remember the Milk」から、プレインテキストベースのタスクマネジメントツール『Todo.txt』に切り替えたところ、生産性向上に役立てやすくなったそうです。Kevinさんは、『Todo.txt』の有用性について、次のように綴っています。 ■なぜ、一般的なタスクマネジメントツールがうまく機能しなかったのか? Kevinは、長年「Remember the Milk」がパーフェクトなタスクマネジメントシステムだと思ってい
生産性向上に必須のタスクマネジメント。多種多様なツールが存在していますが、使ってみると意外と不便だったりしませんか? そんな人にはプレーンテキストベースの「Todo.txt」がオススメです! タスクマネジメントは、生産性向上のための基本。これを便利にしてくれる、多種多様なアプリやツールがリリースされていますが、実際に使ってみると、意外と操作に手間がかかったり、ツールのメンテナンスに時間をかけすぎてしまったりと、本来の目的である生産性向上につながらない面も……? 米Lifehacker編集部のKevin Purdyさんは、タスクマネジメントツールの定番「Remember the Milk」から、プレーンテキストベースのタスクマネジメントツール「Todo.txt」に切り替えたところ、生産性向上に役立てやすくなったそうです。Kevinさんは「Todo.txt」の有用性について、次のように綴ってい
私は寝る前と朝の時間を使ってToDoリストを作り、処理することを日課としている、ちょっとしたToDoマニアです。プロデュースした『朝活手帳』でも、ToDoを色分けして書くことを提案していたり、夜寝る前にToDoリストをつけて記憶にひっかかりをつける方法を提案したりしています。ToDoリストを効果的に作り、実践することにより、豊かに日々を暮らせるようになれる人が増えればいいなと思っています。 » 参考記事: 朝早起きしたいなら、To Do リストは朝イチでなく寝る前に作る 11月からすぐに使える『朝活手帳2011』~2010年10月16日発売! 私がToDoリストを作る理由。それは、終わったToDoを赤線でしっかり消して、達成感と充実感を味わいたいから。えいや、とトドメをさす感じが好きなのです。終わったタスクが多ければ多いほど、一日良くやった!と思えて夜飲むビールのおいしさも格別に! でも中
By: Gideon Strauss – CC BY 2.0 「だいたいGTD」が思いの外評判が良かったみたいなので、もうちょっと続けてみようと思います。 前回の、何度も思い出すのが嫌だからGTDをするでは、とりあえず思いついたらメモしておこうぜ。まずはそれだけやってみたらいいんじゃない?という話でした。 ここで、もう一つGTDの素晴らしき教えを布教しようかと思います。 気になったことをメモる、に加えてもう一つ、これを覚えておくと凄く役に立ちます。 三つの事を同時に意識しておくのは難しいです。ていうか少なくとも私は無理。ですが、二個ならなんとかなるかと思います。 その、是非とも意識しておきたい第二の教えがこれ。 2分以内で出来ることだったらすぐやる です。 だいたい2分を目安にする 2分というのは別に重要な数字ではありません。だいたい2分くらいと見込めればそれでOKです。 2分以内で出来そ
「最も大事なタスクを最初に実行する」 「『大きな石』のタスクを先にこなすことで少ない手数で最大の効果を」 といった標語ではなかなか現実に物事が片付かないと思ったことはないでしょうか? ToDo の不思議と言ってもよいのですが、「一番大事なタスク」はなかなか一目ではわかりません。GTD をしていてもわかるように、ToDo に入れるものののほとんどは粒度の細かい「せわしい」タスクであって、本当に重要性が高いものはそこから梳いて見つけ出さなくてはいけないのです。 ToDo をむやみに長くして、ただ忙しくしていることをいいわけにして本当に大切なタスクを実行していない状態に陥るくらいなら逆に一日に実行して良いタスクの数を制限してみてはどうだろう? そう考えたのが、WorkAwesome で紹介されていた Janna Marlies Santoro さんの「ToDo 2つルール」です。 実行するプロジ
Scheper氏いわく、To Doリストをうまくマネジメントできるようになることが、やるべきことをやり遂げるための第一歩だとか。しかし、実はここが意外な難所。ヒトは、スペースを埋めたがるものだからだそうです。言い換えれば、「タスクがいっぱい...」と嘆きながら、その状態を作り出しているのは、アナタ自身に他ならないわけですね。タスクリストから優先順位の高くないもの、必要のないものを取り除き、本当に大切なことだけに絞り込んで、シンプル化できれば、集中すべきポイントにパワーを注げ、本来やり遂げるべきことを、きちんとやり遂げられるのです。 また、タスクの性質にも注目してみましょう。Scheper氏は、自分が掲げる目標から生じたタスクを「自発的タスク」、他者から生まれたタスクを「受け身タスク」と定義し、両者のバランスを取ることが秘訣だと述べています。彼が推奨する理想のバランスが、「自発的タスク」が8
2010年03月26日10:14 カテゴリ雑談 小さなToDoを忘れないライフハック キッチンタイマーってのは、セットした分数が経過したらピピピとなって知らせてくれるというモノ。ラーメン煮えたとか、弱火で10分とか、そういうことを教えてくれるわけである。 これが意外と、仕事にも使える。仕事では頻繁に、小さな「待ち」が発生するものだ。一人で仕事していてもそうなのだから、チームで仕事をしている人ならなおさらだろう。 例えば「今席を外しておりますので15分後ぐらいにもう一度…」なんて電話で言われることはないだろうか。この15分というのが微妙で、何にもしないで待っているわけにもいかず、かといって何か別の仕事を始めてしまうとつい忘れてしまったりする。 そういうときに、キッチンタイマーである。これをセットして別の仕事に手を付ければ、時間を気にすることなく短時間でも集中である。もちろん、コーヒー湧かして
筆者は連載原稿だけで、毎月12本ぐらい執筆している。それにイレギュラーの依頼原稿が2~3本加わり、ブログ形式の連載もあるので、ほとんど毎日なんらかの原稿を書いていることになる。そんな中で取材に行ったり打ち合わせしたり発表会に出たりカメラ修理したりMIAUの活動をしたりしているわけだから、結構な過密スケジュールとなる。 ただこれぐらいの執筆量は、ライターとしては多いとは言えない。もっと忙しい人は、月に40本ぐらい原稿を書くようだ。もっとも筆者の原稿は結構長文が多いので、仕事量としてはあまり変わらないのかもしれない。 筆者の自慢は、絶対に指定の締切日を守ることである。多くのフリーのライターは、出版社勤めなど雑誌編集の経験があるので、いわゆる原稿の締め切り日にはある程度のサバ読みがされていることを知っている。ゲラを印刷所に入れる入稿日から逆算すれば、だいたい何日前が本当のデッドラインかが分かるそ
「デジタル手帳」の仕事術”^^;;”-スケジューラー編- - 覚えらんない人のためのオンラインソフト備忘録で俺はこんなことを書いた。 家族の予定をスケジューラーに入れておけば、自分の予定と家族の予定をリンクさせて、自分の予定をちょっと動かすことで家族との時間を持てるようにする、といったことができるようになるだろう。できれば見ておきたい展覧会の期日をスケジューラーに入れておけば、近くに行ったついでにちょっと覗くことができる。天気予報までスケジューラーに書き込んでおくと、この日は降水確率が低いから子供たちをちょっとした散歩に連れ出そうとかいう計画ができる。紙の手帳ではスペースに限界があるため、時間的に制約のないことや、自分が直接関わるわけではない家族の予定、行くか行かないかわからない外部の行事日程などは記入しづらい。デジタルスケジューラーならばとりあえず全部ぶち込んでしまうことができる。 この
ToDoという日本では馴染みのない単語を使っているせいか、予定表のおまけの機能のように思っている人が意外に多いようです。実際にToDoリストを使っては見たものの、なんだか知らないうちに忘れてしまう人や、どうもうまく使いこなすことができずに結局紙のメモや付箋紙に戻ってしまった人もいるかもしれません。 でも、そんなToDoリストも、実は使い方のコツさえ覚えてしまえば、強力な仕事の管理ツールになります。そこで、今回から何回かに分けて、ToDoリストを使うときの基本的なコンセプトをご紹介したいと思います。まずは、ToDoリストの「締め切り」の要素に焦点を当ててみましょう。 「締め切りを守る人」と言われるようになる――3つのテクニック 締切日を前倒しに設定する――カレンダー的思考との決別 作業の締め切りを分割する――要素ごとにToDoを管理 締め切りのたびに編集する――デジタルツールのメリットを活用
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く