更新日:5月22日08時54分
世の中にはさまざまなタイプのエンジニアがいます。流行に合わせて次々と新しいプログラミング言語やフレームワークを習得する人もいれば、特定の技術に長く携わり専門性を高める人もいるでしょう。 後者のタイプの代表格と言える一人が、Javaのスペシャリストとして知られるLINE Fukuoka株式会社のきしだなおき(@kis)さん。 彼は20年以上にわたり、この言語と向き合いスキルを突き詰めてきました。 最近では、書籍『プロになるJava*』を執筆するなど、Javaの認知拡大・普及のための活動も行っています。 きしださんは、Javaへの興味が長く続いた理由として「技術コミュニティの存在が大きく影響している」と語ります。 今回はきしださんに、技術コミュニティに関連したエピソードとともに、キャリアを振り返っていただきました。 *…技術評論社より2022.3.19出版。きしだなおきさん、山本裕介さん、杉山
今日は、精神科の日常的な活動のなかで出会い、考えさせられた出来事について書いてみたいと思う。 これは、けっして発達障害の専門的な話ではない。 ただ、発達障害と指し示される人々、ひいては人間全般についてこういう考え方のアングルもある、ということを示すには一例にはなっていると思う。 ASD(自閉スペクトラム症)の「生きづらさ」とは? 先日、ある精神医療関係のカンファレンスの席で、ベテランの人が4月に入ったばかりのルーキーに、こう問いかける場面があった。 「○○さん、あなたは、ASDの生きづらさとしてどんなものを連想しますか?」 ASDとは自閉スペクトラム症のことで、古典的な自閉症や、アスペルガー症候群とも呼ばれる高機能自閉症、広汎性発達障害などをひっくるめた疾患概念だ。 コミュニケーションの難しさがよく知られるが、感覚過敏や特別なこだわりなども徐々に知られるようになってきている。 他の精神疾患
独身、日本史上最高記録だってよ 「日本は独身の多いソロ社会になる」 これは、ある意味、私の代名詞的な定番台詞ではあるのだが、それは決して「オオカミが来るぞ」というデマを流しているものではない。事実、そうなるからだ。 書籍においても、当連載でも、最新の2020年の国勢調査結果に基づく各種データをご紹介しているが、今回は、15歳以上人口の有配偶と独身人口の大正時代からの長期推移をみていただきたい。ちなみに、独身人口とは、未婚だけではなく、離別や死別で独身に戻った人達も含むものである。 それによれば、2020年不詳補完値による独身人口は約4930万人となった。ほぼ5000万人である。これは、日本史上はじまって以来、独身がもっとも増えた最高記録を打ち立てたことになる。 独身比率は44%を超えた。 有配偶人口が2000年をピークに減少しているのとは対照的に、独身人口は1980年代から急速に増加してい
元小学館辞書編集部編集長の神永曉(かみながさとる)さんは、日本最大級の国語辞典『日本国語大辞典 第二版』をはじめさまざまな辞書の編集に携わること、37年。その経験を活かして『悩ましい国語辞典』『辞書編集者が選ぶ 美しい日本語』などの著書を執筆、日本語の魅力を多くの人々に伝えている。日頃、何気なく使っているさまざまなことばについて、また辞書や図鑑といった書物について、神永さんと共に見つめ直してみたい。 辞書とはことばの変遷を切り取り、記していく書物 今では読者から“国語辞典のレジェンド”と称される神永さんだが、辞典編集の職に就いたばかりのころは、仕事がイヤでイヤで仕方なかったと笑う。 「もともとは文芸書を作りたくて出版社への就職を目指していたのですが、思うようにいかず、小学館の関連会社で辞典や教科書を作っている尚学図書に入社。 自分の意志はまったく関係なく(笑)、人事で『日本国語大辞典』の編
パッと見える視界の中に絶対とは言えないまでもほぼ確実に存在するものがある。空気や水、都市においては接着剤もその一つだろう。専門家と一緒に街を歩くシリーズ、なんと今日は接着と接着剤を見て歩くのである。 50年接着剤メーカーにいる専門家と歩く 今回一緒に渋谷を歩いてくれる木村修司さんは接着剤メーカー・セメダイン勤続50年超の最古参社員だそう。検索をすると「接着剤博士」という異名まで出てくる。 接着剤について聞くうえではうってつけの方である。 一方、不安もある。街の接着剤を見ると言ってもそんなに話すことがあるのだろうか。違いが微妙すぎやしないか。だが聞いてみるとおもしろい話がたくさんあった。 セメダインの木村修司さん(左)デイリーポータルZ林雄司(右) ビルのガラスは接着剤でついている 渋谷の駅前からスタートです 林:たとえばこの景色で接着剤使ってるところって考えると…。 木村:いっぱいあります
1.色々な職場を渡り歩いて 15年ぐらいソフトウェア開発の業界にいます。 グローバル企業、大企業、中小企業までいろいろなサイズの現場で手伝いをしたことがあります。 ゆく先々で、"戦力外通告"をされる人をみてきました。 派遣やフリーランスなら契約解除です。 正社員で解雇される人はあまりみたことはないですが、自分から退職エージェントを雇って辞めた人は見たことあります。 僕が見た人は、企業サイドから辞めてほしい人なのになぜ、エージェント雇うんだろうと思うような感じでしたが。 ちなみに、記事のタイトルに「生まれる」と書いたのは、次の理由からです。 雇用関係は、雇い主と労働者の双方向であり、状況もまた一方的にできるものではなく、双方の問題で生じると思うので、「生まれる」という表現にしました。 2."戦力外通告"をされる人の特徴 いろいろなパターンがあると思いますが、私が実際に見てきた人の特徴を書いて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く