コロナ渦以降も戦争や自然災害といった暗いニュースが毎日のように流れている。日常生活では物価高や増税に不安を感じる人がほとんどだろう。 世論調査会社イプソスは2月28日、の結果を発表した。調査は2023年11〜12月に、日本を含む世界28か国2万630人を対象に実施した。 そのなかで「自国は衰退している」と思うかと質問。すると日本人の68%が「そう思う」と答え、世界各国と比較すると28か国中5番目に高い割合であることがわかった。 2016年からの経年変化を見ると世界各国平均ではほぼ変わっていない。にもかかわらず、日本人の場合は1.7倍にまで増加したのだ。 2016年に「自国は衰退している」と答えた日本人は40%で、21か国中19位だった。現在の日本に対して明るい期待を持つことが難しい状況になっていることがうかがえる。 日本人6割が「政治家は、私のような人間を気にかけていない」 今回の調査では