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ブックマーク / koheko.hatenadiary.org (4)

  • 文句ばかり言う人 - 諏訪耕平の研究メモ

    文句ばかり言う人がなぜ文句ばかり言うのかというと,何かしらの他者,あるいは現象に接したときまず悪いところを探そうとしてしまうから。なぜ悪いところを探そうとしてしまうかというと,自分が周囲から悪いところばかり指摘されているから。周囲が自分のよいところに目を向けてくれないので,自分も周囲のよいところに目を向けようと思えない。 僕はその人の置かれたそういう状況を「居場所がない」と呼ぼうと思う。何度も書いてきたが,居場所の定義は「環境からの要求と当人の欲求が一致したときに得られる場所」。文句ばかり言う人,居場所がない人は,何かしら当人の欲求が環境からの要求と一致していないのだろうと思う。 以前出会ったある中学3年生が,とにかく文句ばかり言っていた。当に,二言目には誰かの悪口を言う。どんな話題を振っても,何かしら悪口につながってしまう。 「巨人今何位?」 「あー,あかんわ。原監督が駄目。」 「AK

    文句ばかり言う人 - 諏訪耕平の研究メモ
    k_ume75
    k_ume75 2011/08/12
    「なぜ悪いところを探そうとしてしまうかというと,自分が周囲から悪いところばかり指摘されているから。」
  • 人は,「怒っても大丈夫」と確認してから,怒る。 - 諏訪耕平の研究メモ

    http://d.hatena.ne.jp/koheko/20110209/p1 の続き。僕は結構色んな人に怒られてきた。もちろん僕以上に怒られまくる人生だった人は大勢いると思うが,僕より怒られずに育ってきた人も大勢いると思う。こんなのは主観でしかないが,多分僕は怒られた回数で言うと平均よりは多いのではないかと思う。 まず,父と母には当によく怒られた。両方教師だったので,教育には人一倍の情熱を持っていた。だから多分当時の僕の行動は目に余るものだったのだろう。実際はどうだったか定かではないが,感覚的には,中学から高校にかけてはほぼ毎日怒られていたような気がする。 心理学の実験で,「子どもの頃の卓の様子を描いてください」というものがある。その際,登場人物の存在感を大きさで表現してくださいというような教示がなされる。つまり,卓においてたとえば父親の存在感が大きかったとしたら大きく描き,母親

    人は,「怒っても大丈夫」と確認してから,怒る。 - 諏訪耕平の研究メモ
  • 「忙しい」は褒め言葉にしちゃ駄目だろ - 諏訪耕平の研究メモ

    ある20代半ばの友人との会話。 友人「最近どう?」 僕「そうねえ,最近はまあのんびりだね」 友人「でも忙しいんでしょ?」 僕「いや,別に・・・好きでやってることだし」 友人「でもほら,やっぱ塾講師とか色々時間とられるしさ,論文書くのも大変でしょ」 僕「まあ大変だけど」 友人「そうかあ。頑張ってるんだなあ」 最近思うことだが,20代においては「忙しい」というのは褒め言葉になっている。彼らはすぐに人を忙しくしたがる。忙しいの対象は,当然仕事である。仕事において忙しい人間は偉い,立派,そんな風潮があるように思う。 まあ無理もないかもしれない。仕事をしているやつが一番偉い。我々が生きてきたここ10年間,そんな風潮を我々はひしひしと感じてきた。忙しければ忙しいほど偉い。始発で会社に向かい,終電で帰るという日々は自慢話となる。「不幸自慢」という言葉があるが,彼らにとって忙しいということは誇るべきことで

    「忙しい」は褒め言葉にしちゃ駄目だろ - 諏訪耕平の研究メモ
  • 「今何してるの?」という質問は禁句となっていた - 諏訪耕平の研究メモ

    正月に久々に会った友人たちは皆元気そうで安心した。ただやはり我々ももう30歳を迎え,気になることはいくつかあった。まず,一番面白いというかショックというか複雑な現象だなと感じたのは,「今何やってるの?」という質問が禁句になっているということだ。 10人ぐらい集まると,ご時世なのかもしれないが,1人2人はフリーターのような生活を送っているものもいる。そういう人間への配慮だろうか,「今何やってるの?」は禁句であり,仕事の話も極力避けようという空気があった。 さらに,ある友人は彼女を連れてきていたのだが,この2人に対して「結婚」の話題を持ち出すのもタブーである。以前私はある友人に彼女を紹介され,「結婚するの?」と聞いたところ空気がものすごくどよーんとしたことがあった。同席者には後から,「あんなこと聞いちゃ駄目だよ」と怒られた。そうなのか。 思い出話も悪くないが,それだけでずっと持つものではない。

    「今何してるの?」という質問は禁句となっていた - 諏訪耕平の研究メモ
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