株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
上越新幹線脱線事故は、失敗に学んだ“大成功事例” ――尼崎脱線事故と比べて、昨年10月に発生した新潟中越地震の際の上越新幹線脱線事故は「大成功」だと常々おっしゃっていますね。 畑村: 一人のけが人も出なかったにもかかわらず、このときもマスコミは「新幹線の安全神話の崩壊」とJR東日本を責め立てました。だが、私に言わせれば、この脱線事故は過去の失敗に学んだ近年まれに見る「大成功」事例です。私に取材に来た各メディアにもそう説明したのですが、大成功と報じたところはなかったですね。 もちろん、この現場も実際に見て、現地の技術担当者に話を聞いてきました。すると驚いたことに、JR東日本は「起こるべき事故」と想定して、対策を進めていたというんです。1995年に起きた阪神大震災で山陽新幹線の橋脚が壊れたことを受けて、JR東日本は東北新幹線と上越新幹線の全橋脚の安全基準を見直し、さらに2003年に起きた
服役中に発見した大変な社会問題 2002年、衆議院議員が、秘書給与の流用を行い、有罪の判決を受けて服役した。それ自体は「またかよ」と言わねばならない事件だった。「いつ塀の中に落ちるか」と言われつつも決して逮捕されることなく、今や長老と呼ばれるようになった大物政治家がいることを考えれば、この議員は愚直であり「間抜けだったんだ」と片づけている人もいるかも知れない。 だが、今や元議員となった著者は、刑に服した獄中において、今現在の日本社会で進行しつつある大変な問題を発見し、俗世間へと帰還してきた。 障害者、なかんずく知的障害者によって引き起こされる犯罪である。 障害者は障害を持つが故に犯罪に走るというような単純なものではない。障害者は障害者であるが故に社会から疎外され、健全な心身の成長も、就業による社会参加をも阻まれ、その結果として犯罪の岸辺へと吹き寄せられていくのだ。 この問
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く