アーロンはさいきん手取り額が増えてるのでご機嫌だ。 1日のオーダーから揚がるサービスチャージは従業員にシェアしてるので、オーダー増加にともない彼の手取りも増加中なのだ。 で、彼にどんな変化がおきたかといえば、コンビニで買うジュースの量とファーストフードへ行く回数が増えた、だけ。 彼はいいかげんなフィリピン人のなかではとても誠実なほうだ。おそらくどこへ行っても経営者から可愛がられるとおもう。 でも、彼に資産を形成する知識を与えられる機会はほとんどない。彼の最大の資産は「オーナーの指示を気持ちよくこなす」能力だ。 その彼にあいまいな指示を与えると業務に支障がでる。「こんな感じのモノで」と買い物を頼むとまったく期待外れのモノを買ってくる。 指示を明確に与えて彼に考えさせる余地を生じさせないほうがいいのだ。 ぼくらは適切な垂直指示を与え、彼はその指示を適切に履行する。 ここではタテ組織がもっとも効
最近の若者の言葉遣いで気になるのが、すぐに《神》を持ち出すことだ。ネット上には「神だと思うロックバンド」「神だと思うアニメ」みたいな記事が溢(あふ)れている。「神動画」に「神アプリ」…。 カリスマは「神の賜物(たまもの)」という神学上の概念だが、今では「カリスマ・シェフ」がコンビニ弁当をプロデュースしている。《神》もずいぶん安くなったものだ。 19世紀ドイツの哲学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェは「神は死んだ」と言った。その意味は、西欧において価値の根拠とされてきた《神の視点=普遍的真理》を設定することが理論上不可能になったということだ。にもかかわらず、《神》は平等主義や民主主義といった近代イデオロギーに姿を変えて私たちを支配している。その根底にあるのは「神との距離において人間は等価である」という信仰だ。 近代大衆社会はこうしたキリスト教本能をもつがゆえに、あらゆる格差、階層的なもの
アルメニアの首都エレバン(Yerevan)の広場で開かれていた与党・共和党の選挙集会で、爆発して炎上する風船(2012年5月4日撮影)。(c)AFP/PANARMENIAN / TIGRAN MEHRABYAN 【5月5日 AFP】アルメニアの首都エレバン(Yerevan)で4日、セルジ・サルキシャン(Serzh Sarkisian)大統領率いる与党・共和党の選挙集会で風船が爆発し、非常事態省によると140人以上がやけどなどを負った。 会場となった広場では当時、コンサートが行われており、参加者らが風船の束を持っていた。目撃者によると、風船は空に放たれたあと、爆発して炎上したという。 風船が爆発した原因はまだ不明だが、警察では「可燃物質の不適切な保管」など複数の可能性を調査している。 アルメニアは6日に議会選挙を控えている。(c)AFP
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