ドイツ・ベルリンで記者会見に臨んだアンゲラ・メルケル首相(2016年7月28日撮影)。(c)AFP/John MACDOUGALL 【7月29日 AFP】ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は28日、首都ベルリン(Berlin)で記者会見し、国内で凶悪事件が相次ぐ中でも難民受け入れ政策を堅持すると明言した。 夏季休暇を中断して会見に臨んだメルケル首相は、1週間のうちに4件の襲撃事件が起きたことに対し「衝撃的で、耐え難く、つらい」と述べつつも、独当局が事態に対応できなくなっているわけではないとコメント。襲撃犯らの狙いは「助けを必要としている人々に手を差し伸べようとするわれわれの共同体意識、寛容さ、意欲を損なうこと」だったとして、「そのようなことは断固として退ける」と述べた。 その上で、内戦や迫害を逃れてきたシリアなどからの移民・難民を受け入れる姿勢を改めて強調。「私た