ブックマーク / synodos.jp (8)

  • 現実の複雑さに向き合うために――ヤンキーの生活世界/『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー』著者、知念渉氏インタビュー - SYNODOS

    現実の複雑さに向き合うために――ヤンキーの生活世界 『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー』著者、知念渉氏インタビュー 情報 #新刊インタビュー ――日は、日教育社会学会奨励賞〔著書の部〕に選ばれた『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー』の著者、知念歩さんにお話を伺います。なぜ「ヤンチャな子ら」を研究しようと思ったのですか? 卒論を書くときに、若者文化をテーマにしたいと思ったんです。そのことを、当時の指導教員であった『裸足で逃げる』の上間陽子先生に相談したところ、渡されたのがポール・ウィリスの『ハマータウンの野郎ども』とディック・ヘブディジの『サブカルチャー』というでした。 とくに『ハマータウンの野郎ども』の第一部は、とても興味深く読んだことを覚えています。ただ、卒論では、自分自身が当時足繁く通っていた那覇の国際通りの裏路地にあるセレクトショップに集う若者たちの文化について書きました

    現実の複雑さに向き合うために――ヤンキーの生活世界/『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー』著者、知念渉氏インタビュー - SYNODOS
    ka-ka_xyz
    ka-ka_xyz 2019/12/19
    本題もだけど、『ハマータウンの野郎ども』のその後("ポール・ウィリスはのちに、あの時代は労働者階級の黄金期の最後だったといっています。"あたり)の話も興味深い。
  • 「趣味の歴史修正主義」を憂う/大木毅 - SYNODOS

    拙著『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』(岩波新書)を上梓してから、およそ3 か月になる。幸い、ドイツ史やロシア・ソ連史の専門家、また一般の読書人からも、独ソ戦について知ろうとするとき、まずひもとくべき書であるという過分の評価をいただき、非常に嬉しく思っている。それこそ、まさに『独ソ戦』執筆の目的とし、努力したところであるからだ。 残念ながら、日では、ヨーロッパにおける第二次世界大戦の展開について、30 年、場合によっては半世紀近く前の認識がまかり通ってきた。日のアカデミズムが軍事や戦史を扱わず、学問的なアプローチによる研究が進まなかったこと、また、この間の翻訳出版をめぐる状況の悪化から、外国のしかるべき文献の刊行が困難となったことなどが、こうしたタイムラグにつながったと考えられる。もし拙著が、そのような現状に一石を投じることができたのなら、喜ばしいかぎりである。 しかし、上のような事情から、日

    「趣味の歴史修正主義」を憂う/大木毅 - SYNODOS
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    ka-ka_xyz 2019/11/19
    (一等自営業氏がこの記事に関連してまた何かやらかしたらしいみたいなツイを見て、にゃーんとしか言いようが無かった)
  • トランプ新体制、独立クルドィスタン支持 / SYNODOSが選ぶ「日本語で読む世界のメディア」 | SYNODOS -シノドス-

    2016.11.30 Wed トランプ新体制、独立クルドィスタン支持 SYNODOSが選ぶ「日語で読む世界のメディア」 アメリカ合衆国新大統領ドナルド・トランプの国家安全保障担当補佐官マイケル・フリン元中将はトランプ大統領がクルド人を非常に重要視しており、今後の支援において新たな進展が起きるだろうと述べた。また、この先独立したクルド国家が設けられうるとした。 フリン氏は、大統領のクルディスタンとペシュメルガに対する見解はどうかという質問について以下のように答えた。「うれしい質問だ。ペシュメルガは最も雄々しく戦ってくれた軍隊の一つなのですから。」 「ペシュメルガとともに行った作戦は、ペシュメルガが非常に優秀な指揮と重要な組織構造を備えていることを示しました。イスラム国(IS)を完膚なきまでに打ち倒すためには合衆国の更なる支援が必要となります。ペシュメルガは一般に中東全域において、特にイラク

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    ka-ka_xyz 2016/12/02
    え、トルコどうすんの?
  • なぜ教員を続けるのか――沖縄の非正規教員の語りからみえてきたもの/上原健太郎 - SYNODOS

    非正規教員が増加している。 2014年7月6日付の読売新聞(朝刊)では、各地の公立小中学校で非正規教員が増加し、約12万人と全体のおよそ16%を占めていることが報じられた。まさに、6人に1人が非正規の教員である。 なぜ、非正規教員(注1)が増加しているのだろうか。詳細な説明については、拙稿「正規教員を目指すことはいかにして可能か——沖縄の非正規教員を事例に」(2016、『都市文化研究』Vol.18、pp.71-83)をご参照いただきたいが、ここでは、その問題を端的に言い表した次の金子真理子(2014:45)の指摘を引用しよう。 教員給与制度改革の経緯を振り返れば、地方の財政状況の悪化のなかで、予算を縮減しながら効率化を図ろうとする思惑が見えてくる。ここには、正規教員の仕事を非正規教員に代替させる搾取の構造が見え隠れする。 財政的な事情により生み出された非正規教員。となると、教員志望の若者の

    なぜ教員を続けるのか――沖縄の非正規教員の語りからみえてきたもの/上原健太郎 - SYNODOS
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    ka-ka_xyz 2016/07/12
    米国型の「不利な立場(例えばインターン、あるいは非正規採用)で職歴積んで採用」が根付きつつあるのかなあ...
  • STAP細胞をめぐる「流言」を検討する/粥川準二 - SYNODOS

    3月19日、あるウェブ媒体が「STAP現象、米国研究者Gが発表…小保方晴子氏の研究が正しかったことが証明」という記事を配信し、それに応じて「STAP細胞はやっぱりあった!」、「小保方さんは正しかったことを海外の研究者が証明した」、「STAP現象を否定したマスコミは反省しろ!」などといった発言がソーシャルメディア上に飛び交った。 結論からいうと、この記事の主旨は昨年12月12日から数日間、ソーシャルメディア上にあふれた「流言」の繰り返しであり、多くの誤解にもとづくものである(「デマ」と呼ぶ人もいる。流言とデマの区別については後述する)。 筆者は当時、この件について医療情報ウェブサイト『Medエッジ』同年12月13日付で、「その理解は誤り」であると解説した。残念ながら同サイトは終了してしまったため、同じ記事は筆者の個人ブログに転載してある。稿ではその説明を繰り返すとともに、あらためてこの問題

    STAP細胞をめぐる「流言」を検討する/粥川準二 - SYNODOS
    ka-ka_xyz
    ka-ka_xyz 2016/03/25
    ただ、理研が旗を振った大規模な広報が流言の土台("信じ込んでしまっている人"やブランドとしての"STAP細胞")を作った訳で、科学広報とかサイエンスコミュニケーションの有り方自体が問われてる気がする。
  • STAP細胞問題とは何だったのか?/粥川準二 - SYNODOS

    STAP細胞問題とはいったい何だったのか? 「事件」ともいえるこの問題にはあまりにも多くの側面があり、一言で表現するのは不可能である。しかしながら、現時点で1つはっきりしていることは、小保方晴子氏だけでなく理化学研究所(以下、理研)幹部を含む当事者たちは、科学という営みの前提であるはずの「信頼」を内部から崩壊させたということであろう。 この問題のおかげで2014年は、最初から最後までSTAP細胞に振り回された年だった。その余波は2015年のいまも続いている。 昨年1月末、このSTAP細胞という新しい“万能細胞”の作成成功が報じられたとき、筆者がまず気になったのは、胎盤にも分化できることなど、iPS細胞とは性質が異なるといわれているこの細胞を研究したり臨床応用したりすることには、何からの生命倫理的な問題−−より適切にはELSI(倫理・法律・社会的問題。「エルシー」と発音)−−はないのか、とい

    STAP細胞問題とは何だったのか?/粥川準二 - SYNODOS
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    ka-ka_xyz 2015/04/22
    (本題についてはある意味どうでも良いけど)生殖細胞系のゲノム編集の話は、将来の社会的インパクトの割にメディアでの言及が少ないよなあ。
  • 「宇宙SF」の現在――あるいはそのようなジャンルが今日果たして成立しうるのかどうか、について/稲葉振一郎 - SYNODOS

    「宇宙SF」の現在――あるいはそのようなジャンルが今日果たして成立しうるのかどうか、について 稲葉振一郎 社会哲学 情報 #タウ・ゼロ#超人類#ポストヒューマン#synodos#老人と宇宙#シノドス#フェッセンデンの宇宙#SF#天の光はすべて星#ロケット・ドリーム#最後にして最初の人類#スター・トレック#スターメイカー#ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選#第六大陸#ディアスポラ SFにとって伝統的なペット・テーマである宇宙――宇宙開発、星間文明、異星人との接触といった主題系は、近年やや存在感を弱めているように思われる。マリナ・ベンジャミンのルポルタージュ『ロケット・ドリーム』(青土社)は、従来考えられていたより宇宙航行は生身の人間にとってはるかに過酷であること(放射線被曝、無重力等の人体への悪影響等々)、地球外知的生命探査(SETI)が今のところほとんど成果をあげられていな

    「宇宙SF」の現在――あるいはそのようなジャンルが今日果たして成立しうるのかどうか、について/稲葉振一郎 - SYNODOS
    ka-ka_xyz
    ka-ka_xyz 2014/03/22
    お、これは読み応えが有る。
  • 東アフリカの「怪談」?――ウガンダ東部アドラ民族の場合/梅屋潔 - SYNODOS

    アフリカ、もっと特定すると私が1997年から毎年調査で滞在しているウガンダには、四季はない。気候的には大雨期と少雨期、その間に挟まれた2回の乾期があるだけである。「夏」という「季節」を考える考え方が、来的には、ないのだ。 そして、日のように、毎年きまった期間、お盆のような時期に死者の霊が子孫のもとに帰って来るという考え方も信仰も、それらにもとづく行事も来はない。名前が特定できる死者、つまり最近死んだ死者の霊はルンベ儀礼という最終葬送儀礼がおわり、住んでいた小屋が破壊されるまでは、常に生者とともにいる、と考えられている。 すくなくとも私の知る限りにおいては、怖い話を聞くとぞっとする、とか、「冷や汗」をかく、という考え方もない。だから、暑い「夏」になると、涼をとるために「怪談」や「怖い話」の需要が増えるという現象もありえない。「語り部」のような立場の人々がいて、物語を語って聞かせる習慣

    東アフリカの「怪談」?――ウガンダ東部アドラ民族の場合/梅屋潔 - SYNODOS
    ka-ka_xyz
    ka-ka_xyz 2013/08/29
    面白い。
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