米大リーグ(MLB)のオールスターゲームでも大注目を浴びたエンゼルスの大谷翔平。いまやアメリカの野球ファンもチームメイトも“ぞっこん”な大谷について米紙「ワシントン・ポスト」が、「桁外れのスターを永遠に探しているMLBだが、すでにショウヘイ・オオタニがいるではないか」と題した記事を掲載した。 同じ「二刀流」で20世紀のレジェンドとなったベーブ・ルースを引き合いに、「大谷はあまりに素晴らしく、あまりに傑出し、あまりに伝説的で、果たして彼が充分な評価を受けているかと球界人らが心配するほどだ」と、同紙は書く。 スポーツの枠を超えてメインストリームカルチャーに MLBの観客動員数は減少しており、今年のオールスターゲームの視聴率は過去最低を記録した。そのように人気に陰りが見えるなか、MLB界はNBA(米プロバスケットボール)やNFL(米プロフットボール)との比較に明け暮れてきたと、同紙は指摘する。