東京都知事選について基本的なことをおさらいしよう。 立候補する条件は「日本国民」「年齢満30歳以上」。 これだけだ。都民でなくても立候補できるため、全国から挑戦者が集まる。 岡山県で一級建築士事務所を開業する中川智晴氏もそう。もともと京都府知事選(3月20日告示、4月6日投票)出馬を検討していたが、急遽、都知事選出馬を決めたという。今回が初選挙だ。 中川氏は立候補とともに「トップガン政治 from Nakagawa」というA4用紙9枚の政策集を発表。 中川氏が都知事に就任したという前提でのストーリー仕立てで、当選後に中川氏が米ニューヨークから都庁にファクスを送る場面からスタートしている。 都庁職員は中川氏が発した9つのミッションを素早く実行していくというものだ。 そんな中川氏に主要政策を聞くと、こんな答えが返ってきた。 「どんぶり勘定政策です」 詳細は政策集を読むしかないが、「ミッションを