JR新宿駅から徒歩10分、新宿御苑そばに小さな書店がある。古びた木彫の看板には「模索舎」の文字。一見、古書店のようだが、れっきとした新刊書店だ。店内には、天井にいたるまでびっちりと本が並んでいる。だが、この書店の品ぞろえは他とはひと味違うことで知られる。 【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2015/10/post_7670.html】 天皇制、赤軍、アナーキズム、監獄・死刑、戦争責任、マルクス主義、原発など店内のジャンル区分はずいぶんトバしている。 そこには、あらゆる情報をフラットに取り扱う模索舎の理念がある。思想信条や、メジャー、マイナーで区分はされない。実際、模索舎は左翼関係の書物ばかりでなく、右翼関係の書物も取り扱う。さらに、自主制作のミニコミや、Tシャツ、CD、DVDといった、サブカル系のアイテムも充実している。 模索舎の歴史は1970年代初頭までさかのぼる
(2015/4/17) 「身も蓋もない」「大きな声では言えないけど激しく同意」など、タイトルが早くも話題の『はたらかないで、たらふく食べたい 「生の負債」からの解放宣言』。 いったいどういう本なの、書いてるのは誰、などの疑問にお答えすべく、著者の栗原康さんにインタビューを行いました。 痛烈な社会批判、明快な論理の展開の一方、はたらかない日々や恋愛についての自分語りが、独特の味わい……人文系専門書の分野で今注目されている栗原氏が、自らの座右の銘をタイトルにつけた本書について語ります。発売前後、2回にわけてお届けします! 栗原康 くりはら・やすし 1979年埼玉県生まれ。東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム研究。著書に『G8 サミット体制とはなにか』(以文社)、『大杉栄伝—永遠のアナキズム』(夜光社)、『学生に賃金を』(新評論)がある。趣味は、ビール、ドラマ観賞、詩吟。あと、錦糸町の河
2015/8/19 雇用・労働法制 ワタミ問題から考える日本の雇用 – 合法的に過労死・過労自殺を認めている日本社会の異常|河添誠氏×本田由紀氏 はコメントを受け付けていません (※2012年3月4日に書いた記事です) 体が痛いです 体が辛いです 気持ちが沈みます 早く動けません どうか助けて下さい 誰か助けてください ――こう書き残してワタミというブラック企業によって過労自殺へと追い込まれた女性。 ――そして、上の写真は、「ニコ生トークセッション『過労自殺』~ワタミ問題から考える日本の雇用」(3月2日配信)で紹介されたフォトジャーナリストの深田志穂さんによる過労自殺に追い込まれた夫から妻に宛てられた最後の携帯メールの写真です。 深田志穂さんは「ニコ生トークセッション」の中で要旨次のように語りました。(文責=井上伸) 過労自殺は弱い人間に起こる個人的な問題ではない 私のテーマの一つは「人間
太陽系外惑星命名キャンペーン 国際天文学連合 (IAU: International Astronomical Union) による、太陽系外惑星系命名キャンペーンが行われています。 これは、現在発見されている約2000個の太陽系外惑星から20個選び出し、その太陽系外惑星と主星である恒星との太陽系外惑星系に名前をつけようというものです。 2015年10月31日まで(日本時11月1日午前8時59分まで) インターネットから一般投票が行われています。 この太陽系外惑星系命名キャンペーンには、岡山天体物理観測所で発見された太陽系外惑星が6個含まれています。みなさんの投票で岡山天体物理観測所で発見された太陽系外惑星に名前をつけてください! 命名提案には岡山県のマスコットキャラクター ももっち(momocchi) と うらっち(uracchi) 、188cm(74インチ)反射望遠鏡の愛称 74(ナナ
あるライブハウスのイベントに出演したときのことだ。朗読のパフォーマンスを終えた私に、初対面の男性がこう尋ねてきた。 「あなたの朗読にはエロスが感じられないね。最近セックスしてる?」 セックス? あっけにとられ、固まった。空気は完全に凍りつき、その場の男性たちも顔を見合わせて黙り込む。 「そんなの関係ないと思いますけど......」 精一杯に反論するも、彼は「いや、あるね! 男と濃い恋愛をして、その経験を詩に注ぎ込まないと!」とお決まりのアドバイス。立派な(?)セクハラである。 彼の言動も腹立たしいが、何より歯痒かったのは、彼に対する自分自身の反応だった。下世話な質問にまごついてしまい、彼の思惑通り「臆病な女の子」を演じてしまった。打ち上げの飲み会で、同じ質問を受けた同世代の女性は、「イエー! セックス!」と軽やかに応酬し、笑いに変えていた。その光景もまた衝撃的だった。たとえ私が「イエー!」
女性ならば誰でもいいのか。外務省の幹部人事に衝撃が広がっている。現事務次官の斎木昭隆氏の夫人、斎木尚子氏が国際法局長になる人事だ。25日に閣議決定、来月6日付だが、国際法局長とは重要会議のすべてに出席する最重要ポストで、前任者の秋葉剛男氏は総合外交政策局長に転身、次官コースを歩… この記事は有料会員限定です。 日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。 (残り969文字/全文1,109文字) ログインして読む 初回登録は初月110円でお試し頂けます。
【AFP=時事】国連(UN)の「子どもの売買、児童売春、児童ポルノ」に関する特別報告者、マオド・ド・ブーアブキッキオ(Maud de Boer-Buquicchio)氏は26日、日本政府に対し、子どもを「極度に」性的に描いた漫画を禁止するよう要請した。 児童ポルノ撮影の米国人に禁錮199年、メキシコ 先進7か国(G7)の中で唯一児童ポルノ所持を禁止していなかった日本では、昨年ようやく子どものわいせつ写真や画像の「単純所持」禁止を盛り込んだ改正児童ポルノ禁止法が可決され、今年7月に施行された。しかし、新法施行後も性的に挑発的なポーズをとった子どもを実写した書籍やビデオはいまだ広く出回っている上、漫画の児童ポルノ描写は合法のままだ。 ブーアブキッキオ氏は、1週間の日本視察を終えた記者会見で「特に過激な児童ポルノ・コンテンツを扱った漫画は、禁止すべきだ」と述べた。ただし、芸術的表現の自由と児
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く