佐賀県教育委員会は24日、県立全51校に求めていた校則見直しの結果を発表した。14校にあった「下着は白」の指定は、色を確認することが人権侵害に当たるとして全校で廃止。3校は、もともとの頭髪が赤みがかっていたり縮れ毛だったりした場合に「地毛申請」をするよう求めていたが、いずれも削除した。 県教委によると、51校は高校、中学、特別支援学校。不合理な校則に対する批判の高まりを受け、昨年3月、見直しに取り組むよう通知していた。 服装では、制服を男女別としていた35校全てが性別表記をなくし、38校にあった靴下・セーターの色指定も13校が削除した。