タグ

ブックマーク / yomukiku-mukashi.com (1)

  • くらげの骨なし 読む・聴く 昔話

    むかしむかし、海の底の竜宮城では困ったことになってました。竜王の一人娘、乙姫が重い病気にかかっていたのです。 占い師にみせたところ、サルのキモをべさせれば治るということでした。でもサルは地上の生き物です。図書館で調べたのでサルがどんな格好をしているかはわかりましたが、地上に行くとなると大変なぼうけんです。 竜王はこの難しい役をクラゲにいいつけます。このころのクラゲにはシャキッと骨が通っており、動作もキビキビして、竜王からしんらいされていたのです。 クラゲは海をどんどん上がっていって、太陽の光が見えてきて、ザバッと海面に顔を出します。すると島があったので、そこでサルを探します。 3日の後木の上で寝ていたサルを見つけて大喜び。声をかけます。 「サルさんサルさん、私は海の底の竜宮城というところから来たんです。面白いところですよ。サルさんも遊びにきませんか」 サルは、「あやしい奴だ」と思いました

  • 1