世界各国で500万人以上を動員 大好きな作品がついに開幕!ということで、ワクワクが止まりません。フランス発祥のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』です。2001年にパリで初演し、世界各国で500万人以上を動員しました。宝塚歌劇団でもたびたび上演される人気演目ですが、日本の男女版は2年ぶり。嬉しいことに、大きくスケールアップして帰ってきました。 劇場に合わせて装置も衣裳もパワーアップ まず変わったのは、舞台の構造。左右脇にせり出した3階建てのセットを多用。3階から登場したり、歌ったりなど、劇場の大きさを余すところなく使って、ダイナミックな展開になりました。そして衣裳もチェンジ。モンタギュー家とキャピュレット家がそれぞれスネーク、レオパードと柄で分かれているのは初演と同じですが、ロミオなどメインキャストの衣裳は、若者たちはパンクっぽく、ストリート感を増しています。乳母も初演の牛柄でなく(これは