演劇の創造現場からあらゆるハラスメントや性加害をなくしていくために私たちは発言し行動します 3月以降、以前にも増して、報道やSNS上で演劇、映画界における様々なハラスメントや性加害の事例が取り上げられ、意見が交わされています。これらは近年急に起こったことではなく、演劇、映画界において多く行われていた悪質な行為について、声をあげる方々が増えたに過ぎません。 劇作家は、演出家、制作者と並んでキャスティングに関わる場面も多く、強い権力性を有します。私たちは、その権力性を自覚し、自らの行動を律する必要があります。また声を上げられた方たちの小さな声、まだ声を上げることのできない方たちの声なき声にも真摯に耳を傾けるべきだと考えます。 去る3月18日には、映画監督有志によって「私たちは映画監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対します」という声明が発表されました。 私たち劇作家協会有志は、この声明に賛同し