ブックマーク / dantandho.hatenadiary.com (466)

  • オーストラリアのパースへ旅行したこと 【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】番外編 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    タイに駐在中の家族の長期春休みの過ごし方は大体2つに分かれます。 一つは日への一時帰国。 もう一つは家族旅行。 シラチャの街中には日旅行会社のお店があるので、そこで気軽に旅行を手配できました。 2011年の春休み、我が家の選択はオーストラリアのパースへの旅行。 タイ発着なので、日から出かけるよりもずっと安く出かけられます。 フライトはシンガポールで乗り換えがありましたが、機内は快適でした。 パースの空港に着くと、ちょっと厳しめの入国審査。 特に持ち込み荷物の中に持ち込み禁止品がないかどうかチェックされました。 それを無事通過すると、空港ビル内で現地の方に声をかけられました。 話を聞くと、現地のボランティアで、旅行者にパース市内の過ごし方を説明しているとのことでした。 一瞬怪しい人かなと思いましたが、そうではなく、とても親切に色々と説明してくれました。 その時の説明でとても助かったの

    オーストラリアのパースへ旅行したこと 【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】番外編 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/09/09
    タイからオーストラリアへの旅行ですか!日本在住の私からしていれば2度旅行してるみたいに見えて羨ましいです。一度はオーストラリアに行っていたいです。特にゴールドコーストへ…
  • 自分のことしかわからないのに、なぜ他人がいると確信しているのか - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 自分が確かめられるのは、自分のことだけです。 それなのに、他人がいて、街の暮らしがあって、おまけに、行ったことのない遠い国でも人々が生活していることを信じでいます。 それって、どうしてなのでしょう。 そんなことを感じながら書いた詩です。 dantandho21.blogspot.com 覚醒/巻き込み 自分のことしかわからないのに、なぜ他人がいると確信しているのか 自分って、当に目覚めているのか、ふと気になることがあります。 邯鄲の夢みたいですね。 またお立ち寄りください。 どうぞご贔屓に。 腐朽船群 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon dantandho にほんブログ村ランキングに参加しています

    自分のことしかわからないのに、なぜ他人がいると確信しているのか - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/09/08
  • 森村誠一 「五十歳でも老人 八十歳でも青年」 スーパーオールドをめざして - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 今回は義父の蔵書だったものから一冊紹介します。 森村誠一さんは「人間の証明」や「野生の証明」など、映画の原作にもなった作品の作者で、僕が中学生の頃はミステリー作品などをたくさん書かれていました。 で、今回読んだのは「五十歳でも老人 八十歳でも青年」。義父の書棚を片付けたWifeが見つけて持って帰ってきたのを借りて読みました。出版されたのが東日大震災の1年ほど後。東北は復興に向けて格的に動き出した時期だったかと思います。 今回の読書で学んだのは以下の点です。 「能力の死刑」ということ 会社に勤めていると、定年という制度があるため、決まった年齢に達したらそこで雇用が打ち切られます。能力が衰えた訳でも、体力的に無理になったのでもなく、まだ十分に働けるのに定年で解雇。あるいは最近の制度では再雇用となりますが、処遇は大幅に見直されてしまいます。これを森村誠一さんは「能力

    森村誠一 「五十歳でも老人 八十歳でも青年」 スーパーオールドをめざして - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/09/08
  • 1ドル150円が見えた? そろそろ家族会議でも… - 安心感の研究 by 暖淡堂

    1ドル150円? こんにちは、暖淡堂です。 もしかして、近いうちに1ドルが150円なんてことになるのでしょうか。 そろそろ真面目に家族会議を開いた方がいいのかもしれません。 出張先のホテルの近くの書店で買ったが、高級なものに見えてきました。 どちらも約17ドル dantandho.hatenadiary.com 花咲爺さんの慳貪ジジイの話もあるし。 あまり欲張らないようにした方がいいかな。 1ドル150円が見えた? そろそろ家族会議でも… 物価高を心配するべきかもしれませんが… またお立ち寄りください。 どうぞご贔屓に。 dantandho にほんブログ村ランキングに参加しています

    1ドル150円が見えた? そろそろ家族会議でも… - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/09/07
    ついに150円が来てしまうんですかね。ドルだけではなく他の外貨に対しても安くなっているため本当に困ってしまいます…
  • 智乎、智乎。投之海外、無自奪。 知識を求め続けることの虚しさ :菅子四篇 心術上 (7)  - 安心感の研究 by 暖淡堂

    菅子四篇 心術 こんにちは、暖淡堂です。 心術上の第七回目です。 今回は知識について。 誰でも知識を求めますが、その知識を求めるということに対して、干支の心術では次のように言います。 心術上第三十六(短語十) 原文 人皆欲智、而莫索其所以智乎。智乎、智乎。投之海外、無自奪。求之者、不得處之者。 書き下し文 人は皆智を欲するが、その智の所以を求むるなし。智か、智か。これを海外に投じれば、自ら奪はるる無し。これを求むる者は、これにおることを得ざる者なり。 現代語訳 人は誰でも智を求めるが、智の大を探ろうとはしない。智か、智か。智など世界の涯に捨ててしまえれば、それに心を奪われてしまうこともないだろうに。智を探し求めれば、来いるべき場所にいることができない。 「菅子四篇」暖淡堂書房より <簡単な解説> 出世したり、人よりも得をして少しでもいい暮らしをしたり。 そのためには他の人よりもより確か

    智乎、智乎。投之海外、無自奪。 知識を求め続けることの虚しさ :菅子四篇 心術上 (7)  - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/09/07
  • 「月見れば千々にものこそ悲しけれ」 大江千里 故事によせた哀詩 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    百人一首第23番目の歌の作者は大江千里です。 中古三十六歌仙の一人で、漢学者でもありました。 今回は大江千里について紹介します。 大江千里とは 在原行平、在原業平の甥ともいわれています。 生没年は不明ですが、清和天皇から醍醐天皇まで続けて仕えていました。 最終の官位は正五位下で、文官の人事や大学寮の管理などを行う式部省に勤めていました。 白楽天の詩集「白氏文集」を下敷きにした和歌が残されています。 百人一首に選ばれたこの歌もその一つです。 時代背景 平安時代の初期、藤原北家が権勢の基盤を強化していた頃です。 大江千里は大学寮で官僚になるための教育を受けていました。 権勢を増していた藤原氏は、自らの一族のための教育を目的とした勧学院を独自に設立。 それを受けて他の有力な貴族らも大学別曹をそれぞれに作るようになります。 その中でもやはり藤原氏の勧学院は特別な位置を占めるようになっていきます。

    「月見れば千々にものこそ悲しけれ」 大江千里 故事によせた哀詩 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/09/06
  • ”そこ”にある時間の堆積の表現の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 出雲大社は好きなところで、何度も出かけました。 日歴史の中では、特異な位置を占める出雲。 そこにある大きな歴史の証拠には、訪れるたびに息を呑みました。 堆積した時間のようなものが感じられて。 社殿は繰り返し建て替えられているようですが、現在あるものも、間違いなく過去から積み上がったものの上にあります。 その、可能な限り底まで掘り進んでみたい。 そう感じて書いた詩です。 ただ、そのあまりに深さに、途中で息切れしていますね。 dantandho21.blogspot.com 出雲 ”そこ”にある時間の堆積の表現の試み 時間を言葉で追うのも、詩のテーマになりますね。 またお立ち寄りください。 どうぞご贔屓に。 腐朽船群 (暖淡堂書房

    ”そこ”にある時間の堆積の表現の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/09/05
  • 風水渙 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    この記事は暖淡堂の別のブログ「易の言葉で穏やかに暮らす」に移転しました。約2秒後に新記事へ移動します。移動しない場合はココをクリックしてください。 六十四卦のうち巽そん卦を上に置くものを紹介します。 今回は「風水渙」です。 上卦が巽(風)、下卦は坎(水)。 水面を風が吹き渡るイメージでしょうか。 巽(風) 坎(水) 先に紹介した六十四卦表をご参照ください。 dantandho.hatenadiary.com 易経にある風水渙の卦辞は以下のように書かれています。 風水渙 渙。亨。王假有廟。利渉大川。利貞。 渙は、亨る。王有廟に假(いた)る。大川を渉るに利あり。貞しきに利あり。 風が水面を吹き渡ると、漣が立って水が散ります。 王は祖先を祀る廟で、霊たちを集め、それによって人心がまとまるようにします。 廟で祖先を祀るというのは、王だけができることですね。 しかし、この場合も正しい心で行わないとい

    風水渙 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/09/05
  • 地天泰 心は正しく、振る舞いは穏やかに - 安心感の研究 by 暖淡堂

    この記事は暖淡堂の別のブログ「易の言葉で穏やかに暮らす」に移転しました。約2秒後に新記事へ移動します。移動しない場合はココをクリックしてください。 今日もお疲れ様でした。暖淡堂です。 まだ晴れると気温が上がって暑くなりますね。 それでも、夜になると秋の虫がたくさん鳴いています。 季節は着実に移り変わっているようです。 先週は色々と忙しく過ごしました。 この週末はそのダメージが若干出てしまいました。 昨日は身体がダルく感じて、なんとなく良くない状況でした。 今日も午前中はダメでしたね。 それでも家族とお出かけして、気分は悪くありませんでした。 夕方は娘とTSUTAYAで借りてきた映画を観ました。 夕前にはだいぶん調子も戻ってきた感じです。 で、今日を振り返ります。 明日から新しい週が始まりますので、その週がどんな感じかも見てみたいと思います。 地天泰の卦を得ました。 坤(地) 乾(天) 易

    地天泰 心は正しく、振る舞いは穏やかに - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/09/04
  • アリス 「今はもうだれも」 名盤アリスⅤのダイナミックな一曲目 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    www.youtube.com アリスⅤはある意味、奇跡的なアルバムです。 アリスのその後の大躍進のきっかけとなる曲がすべてそろっています。 その代表がこの「今はもうだれも」。 ウッディー・ウーのカバーですが、ヒットする曲というのはこういうものだというのをアリスのメンバーが掴んだのが感じられます。 アリスの谷村さんと堀内さんの声の良さが最高に引き出されたコーラスや、矢沢さんの叩き出すリズムとの練り上げられたような厚みのある絡み。 その後のアリスのヒット曲の要素が集められています。 アリスⅤのLPレコードをターンテーブルに置いて、針を落とすといきなりギターのストロークのイントロ。 そこで受ける衝撃はとても大きいものがありました。 レコードって、良かったですよね。 アリスⅤ、名盤です。 アリス 「今はもうだれも」 名盤アリスⅤのダイナミックな一曲目 先ヴォーカリストとしての谷村さんと堀内さんの

    アリス 「今はもうだれも」 名盤アリスⅤのダイナミックな一曲目 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/09/04
  • 太田裕美 「九月の雨」 JALの機内で聴いた時のこと - 還暦記:暖淡堂

    www.youtube.com 九月になったので、こんな曲を紹介します。 このレコード、従兄弟の家にありました。 太田裕美さん、この声で、こんなシビアな曲を歌うという、その落差が良かったかもしれません。 この曲には個人的な思い出があります。 初めての海外出張の時のことです。 アメリカで911のテロがあった二ヶ月ほど後のことでした。 ラベンナ→マドリッド→バレンシア→ヒースローと一人で移動していました。 スペインでの打ち合わせが終わって、ヒースロー空港まで移動して、そこでJALに乗り換えました。 JAL機に搭乗すると、CAの方がみなさん「おかえりなさい」と迎えてくれて。 「ああ、今回の仕事は終わったなあ〜」ととても安心しました。 狭いエコノミーの席で小さくなって帰ってきました。 機内で音楽を聴いていると、この曲が流れました。 なぜかとても心に沁みるものがあって。 何度か繰り返して聴きました。

    太田裕美 「九月の雨」 JALの機内で聴いた時のこと - 還暦記:暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/09/03
  • アンリ・ミショー(フランスの詩人)を読み込んでいた頃 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 30歳代の後半はフランスの詩人の作品を読み込んでいました。 その中でも特に気に入っていたのがアンリ・ミショーです。 今回の「桟橋」は、ミショーの「突堤」という詩に影響を受けています。 小海永二さんの訳で、冒頭の数行を引用します。 突堤 オンフールに住んでから、一ヶ月にもなろうというのに、わたしはまだ海を見ていなかった。医者がわたしを、部屋にとじこめてしまったからだ。 だが、昨夜のことだ。かかる孤独にひどく飽いて、わたしは造った、霧を利用し、海に達する突堤を。 (小海永二訳、ミショー詩集、ぽるぷ社、「突堤」より) ミショーの描こうとしていたものが、わかった気がしたので、それに近づいてみようと試みてみました。 成功しているかどうか、今でも不安ではあります。 dantandho21.b

    アンリ・ミショー(フランスの詩人)を読み込んでいた頃 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/09/02
  • シラチャの日本語書籍の古本屋さん 駐在員家族の御用達 【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    シラチャの古屋さん1 2010年から2012年の間、タイの現地法人の駐在員をやっていまして、シラチャに家族で住んでいました。 僕やワイフの影響からか、娘も結構多読家で、自分専用の書棚をでいっぱいにしていました。 で、タイに暮らしていて、すぐに心配になったのが日語のの入手。 当時、ロビンソンの中に小さな日の書籍を扱う屋さんがあったのですが、品揃えはちょっと??でした。 バンコクへは割に出かけられたのですが、それでも遠いですね。 思い立った時に見に行ける、そこそこの規模の書店があったらいいな、と思っていたところ、シラチャの街中で見つけました。 それも古屋さん。 間口が狭いのですが、奥行きがあって、おまけに二階にも棚があって。 お店に入る前の印象は見事に裏切られて、結構な量のが置かれていました。 家族で暮らしている人たちが多いので、子供向けの書籍もありました。 ただ、やはり駐在

    シラチャの日本語書籍の古本屋さん 駐在員家族の御用達 【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/09/02
  • 「自分」とは、何度も浮かび上がっては消えるもの - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 それも、ちょっと不可解? みたいなものが続いていて。 詩というジャンルの中には、ものすごく幅広い作風の作品がありますね。 詩人と呼べる方も多くて。 金子みすずさんとか、少し前に亡くなったまどみちおさんとか。 現役で頑張っている谷川俊太郎さんとか、吉増剛造さんとか。 これらの方々は超有名で。 そのほかに、もっともっとたくさんいらっしゃいます。 歌の歌詞も詩ですので、それも含めるとさらに広がります。 漢詩も詩ですね。 和歌や俳句も詩に入れていいかもしれません。 (和歌や俳句は入れるな、という人もいるかもしれませんが) それぞれに表現しようとする対象は違ったりします。 それでも、みな、言葉で表現しようとしているところは同じです。 そして、表現しようとする対象と、自分から出てくる言葉との

    「自分」とは、何度も浮かび上がっては消えるもの - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/09/01
  • 季節の変わり目の体感を文字で表現してみる - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko! Takachiko! 暖淡堂の方で「現代詩」の記事を作成し始めました。 詩に真面目に取り組み始めた頃、詩人の岩成達也さん、吉増剛造さんの詩集を読みました。 それで、ガッツリ理系の人間でも書けそうな詩のスタイルが見えた気がして、それからそのスタイルの確立を目指してみました。 今回は、ごく初期に書いたものです。 半カッコとか、…とかを多用し、短い言葉を繋げるスタイルを試していた時期の作品です。 岩成達也さんは、僕の初期の作品を評価してくれました。 とても感謝しています。 岩成達也さんが、どこかで「詩とは体感を表現したもの」と書かれていました。 身体は、言葉で感じていることを表現していません。 それに、身体で感じていることを、僕たちはわざわざ言葉にはしていません。 それで、その体感を共有するということは、通常はされていないのですね。 その、わざわざ

    季節の変わり目の体感を文字で表現してみる - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/08/31
  • 道在天地之閒也、其大無外、其小無内。 道の在り方について、その大きさでの説明 :菅子四篇 心術上 (6) - 安心感の研究 by 暖淡堂

    菅子四篇 心術 こんにちは、暖淡堂です。 心術上の第六回目です。 道の在り方を、その大きさで説明している文章を紹介します。 その文章を参考にしながら、道について考えてみたいと思います。 心術上第三十六(短語十) 原文 道在天地之閒也、其大無外、其小無内。故曰、不遠、而難極也。 書き下し文 道の天地の閒にあるや、その大なること外無く、その小なること内無し。故に曰く、遠からずして、しかも極め難きなり、と。 現代語訳 道は天と地との間にあり、それは外から包むことができるものが無いくらい巨大であり、それよりも内側に入りこめるものがないくらい微小である。なので、道は遠いどこかにあるのではないが、しかし極めるのがとても難しいといわれるのだ。 「菅子四篇」暖淡堂書房より <簡単な解説> 閒の字、面白いですね。間の日が月になっています。どうも順番的には閒の方が古いようです。 金文では門の上に肉を書くものも

    道在天地之閒也、其大無外、其小無内。 道の在り方について、その大きさでの説明 :菅子四篇 心術上 (6) - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/08/31
  • コロナで失われたコミュニケーション 本当に深刻な影響はどこに出る? - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんばんは、暖淡堂です。 コロナ感染が広がって、テレワーク対応が可能な職場では、自宅やサテライトオフィスで仕事をする機会が増えていますね。 そこで問題になったのが、ちょっとした会話、雑談などのコミュニケーション。 これらを解決するために、Webミーティングやバーチャルオフィスの利用が提案されています。 しかし、これらでも解決できない、より深刻な問題があります。 それは、他の人がどこかに電話をかけたり、自分の仕事とは直接関係ない話を同僚同士がしているのを耳にする機会がなくなっていること。 これらで得られる情報は、今やっている仕事では使えなくても、そのうち自分の仕事に関係するかもしれません。 あるいは、同僚の仕事を引き継ぐことになった場合は、大体の仕事内容を思い描く時に参考になります。 普段から周りの人たちがしている話を聞いていたかいなかったかで、結構違いが出てしまいます。 引き継ぎの心構えに

    コロナで失われたコミュニケーション 本当に深刻な影響はどこに出る? - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/08/30
  • 迷ったら初心に帰る ブログの世界には時々暗示のようなものが忍び込む - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 日々迷っています。 で、何かを変えたいなと思いながら、二の足を踏んでいます。 最近迷っていることの背景は、次のような表現の暗示的な部分。 「ブログで〇〇する」 この「〇〇」には人それぞれ入るものが違うかと思います。 それによって、ブログや他のSNSの世界では暗示のようなものが存在して。 正しい考え方、やり方がたくさんあるようです。 なんと、モノによっては自動化も出来る? 迷いますね。 自分もそのようにしないといけないかな、なんて思って。 自分は下手だなあ、とか、能力がないのでは、なんて悩んだりして。 僕は、ブログを始めた時のことを振り返って、初心に帰ることにしました。 その辺り、Bloggerの方に書いてみました。 初心に帰るということは、いつの間にか抱えてしまったものを手放すこと。 その結果、随分と気が楽になるということを、改めて実感できました。 また、自分は何

    迷ったら初心に帰る ブログの世界には時々暗示のようなものが忍び込む - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/08/30
    やっぱり誰もがブログに飲み込まれるんですね(笑)ブログを続くけるのは苦労の連続ですね…
  • 「吹くからに秋の草木のしほるれば」 文屋康秀 小野小町に向けた優しさ - 安心感の研究 by 暖淡堂

    百人一首第22番目の歌の作者は文屋康秀ふんやのやすひでです。 六歌仙の一人で、小野小町とも親交があったとされています。 今回は文屋康秀について紹介します。 文屋康秀とは 生没年などは不明ですが、877年、880年頃に任官していますので、9世紀末頃の人ではあるようです。 天武天皇の子孫とも言われていますが、定かではありません。 小野小町とは親密な付き合いがあったようで、三河掾として赴任する際に誘ったところ、次の歌を返したとか。 わびぬれば 身をうき草の 根を絶えて 誘ふ水あらば いなむとぞ思ふ これは誘いに応じたということでしょうか。 十訓抄によれば、これは小野小町の容色が衰えた後のこと。 であれば、文屋康秀の小野小町への優しい思いやりなども感じ取れるのかもしれません。 時代背景 文屋康秀は任官の時期から清和天皇、陽成天皇、宇多天皇の頃の人と考えられます。 この時代は、藤原北家が権勢の基盤を

    「吹くからに秋の草木のしほるれば」 文屋康秀 小野小町に向けた優しさ - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/08/30
  • 天沢履 天のはからいを喜ぶ - 安心感の研究 by 暖淡堂

    この記事は暖淡堂の別のブログ「易の言葉で穏やかに暮らす」に移転しました。約2秒後に新記事へ移動します。移動しない場合はココをクリックしてください。 今日もお疲れ様でした。暖淡堂です。 今朝は涼しかったですね。 いよいよ季節の変わり目を感じます。 もうすぐ九月になりますね。 九月になったら、そろそろ日酒が楽しめるかな。 秋の味覚も出始めていますね。 どんな秋になるかな。 で、今日を振り返ります。 天沢履りの卦を得ました。 乾(天) 兌(沢) 天沢履 履虎尾。不咥人。亨。 虎の尾を履む。人を咥くらわず。亨る。 上卦の乾は力強い者、権力者、最高責任者のような人を現します。 あるいは、天の動き、はからい。 下卦の兌は喜び。 なので、上卦に下卦が喜んで従う形です。 その形は、虎の後をついて行っているようなもの。 うっかり尾を踏んでしまいます。 しかし、柔らかな態度で振る舞っているので、虎もなんだか

    天沢履 天のはからいを喜ぶ - 安心感の研究 by 暖淡堂
    kaeru2022
    kaeru2022 2022/08/29