子どもたちに大人気の太い大きなどんぐりです。 カシワは、柏餅を包んでいる葉っぱなので木を見るとすぐにわかるでしょう。どんぐりも他の2種類に比べてお皿の鱗片が上を向いており柔らかいのでわかります。 難しいのはクヌギとアベマキです。見た目は葉っぱもどんぐりもほとんど同じ形をしています。 【見分け方のポイント】 ・葉っぱの裏に毛が生えているのがアベマキ、ないのがクヌギ。 ・幹を押すとコルクのように弾力性があるのがアベマキ、堅いのがクヌギ。 ・どんぐりの皿の鱗片が下半分だけ反り返っているのがアベマキで、ほとんど全部反り返っているのがクヌギ。また、どんぐりの一番上の部分の出っ張りが長いのがアベマキで、短いのがクヌギ。 しかし、どんぐりで区別するのは大変難しいので、落ちていた場所付近の木の幹や葉っぱで区別する方がよいでしょう。