NTT持ち株会社が2018年5月11日に都内で開催した2017年度決算説明会で、海賊版サイトへのサイトブロッキング実施を公表した経緯について鵜浦博夫社長が記者の質問に答えた。

NTT持ち株会社が2018年5月11日に都内で開催した2017年度決算説明会で、海賊版サイトへのサイトブロッキング実施を公表した経緯について鵜浦博夫社長が記者の質問に答えた。
ヤフーは2014年6月2日付けでプライバシーポリシーを改訂する(Yahoo! JAPANからのお知らせ)。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)がTカードで収集した商品購入履歴と、ヤフーが収集したWeb閲覧履歴を互いに共有できるようにする。2012年6月に始まったヤフーとCCCの連携が、ポイント共通化の段階を超え、ユーザーの属性情報や履歴情報の共有にまで歩を進めることになる。 ヤフーは、新たなプライバシーポリシーの文章を6月2日に公開する予定で、同日に有効になる。情報連携を望まないユーザーにはオプトアウト(情報提供の停止)の仕組みを用意する。オプトアウトの告知日や告知方法は「現在調整中」(ヤフー広報)。オプトアウト告知を含め、プライバシー侵害を懸念するユーザーを納得させる枠組みを作れるかが情報連携の成否を左右しそうだ。 相互提供の対象になるのは、ヤフーのユーザーID「Yahoo!JA
日本通信は2010年3月17日、SIMロックフリー端末で使えるSIMカード「b-mobileSIM U300」を4月5日から発売すると発表した。料金は1年間使い放題で2万9800円で、1カ月当たり約2500円で利用できる。ネットワークはNTTドコモの3G(第三世代移動体通信)ネットワークであり、通信速度は上下ともにベストエフォートで300kbps超としている。このほかに、6カ月利用(料金は1万4900円)や1カ月利用(料金は2980円)のタイプも用意した。 同社ではこうしたSIMカードを販売することで、SIMロックフリー端末の日本市場への投入が促進されることを狙いとしている。今後も「通信電池 b-mobileSIM(ビーモバイルシム)」シリーズとして商品を追加していく予定である。 [発表資料へ]
座右の銘を尋ねられたことはないが,もし質問されたら,“Laugh your life”と答えたい。単純な言葉だが,要するに,厳しい事態に直面した時,悩んだり,落ち込んだり,愚痴ったりする前に,自分のことを笑ってみる,という意味だと思っている。 ITproに関係ある話になるかどうか分からないが,ここ数年,気になっていたものの,書きあぐねていたことについて書く。 時が経つのは早いもので記者になって22年が経過し,自分ではそうした意識はあまりないが,経験年数を見る限り,立派なベテランになってしまった。年のことなど気にせず,好き勝手に原稿だけ書いておればよいのなら,これほど楽しい仕事はないが,そういうわけにもいかず,ベテランの責任とは何か,といったなかなか難しいことを時折考える。 やはり,仕事で成果を出す,後輩の面倒を見る,の二つだろう。記者の成果とは何かとなると大変厄介な話になるので今回は触れな
インターネット通信事業者(ISP)のぷららネットワークスは2006年3月16日,ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」のトラフィックを遮断すると発表した。同社は遮断開始の時期を明確にしていないが,一部報道によれば5月ごろにも開始する模様だ。これが実現すれば,インターネット接続を生業とするISPが特定のアプリケーションの通信を公に禁止する,過去に前例のないエポック・メイキングな事例となる。 従来から,ピア・ツー・ピア(P2P)型のファイル交換ソフトはISPにとって悩みの種だった。帯域の多くがファイル交換に占有されてしまい,バックボーンへの設備投資の費用をペイできなくなる恐れがあるからである。特に,下りではなく上りのトラフィック,つまり,自社と契約しているユーザーがインターネットにファイルを公開し,ほかのISPと契約しているユーザーからのダウンロードが殺到する,このトラフィックが問題とな
国会でライブドア関連のメール問題が一騒動になっていた2月下旬。民主党の前原誠司代表は自民党の小泉純一郎首相との党首討論でメール問題に言及したが,証拠や新材料を突きつけられなかった。 その後メールは偽物ということになったが,民主党内では党首討論のかなり前から,メールの信憑性に疑問の声が出ていたようだ。前原代表がメールの存在を信じて質問したのか,心の中では怪しいと思っていたが質問せざるを得なかったのか,どちらなのかはわからない。いずれにせよメールの信憑性について「大丈夫か?」と思う人が少なくない状況のなかで,前原代表は党首討論でメール問題を議論の俎上にのせた。 この状況を見ていて,筆者は以前「日経コンピュータ」誌に在籍していたときに担当していた連載「不条理なコンピュータ」の事例に似ていると思った。不条理なコンピュータとは,関係者の多くが「このプロジェクトは危ない」と思っていたり,システム企画に
前回触れたように、現在、Winnyに情報を流出させるウイルス「Antinny(アンティニー)」による深刻な被害が相次いでいる。Antinnyだけでなく、毎日、我々のもとには恐ろしい数のウイルスがメールなどの形で飛んでくる。 こうしたなか、現在開会中の通常国会では、コンピュータ・ウイルスの作成などを処罰の対象とする刑法の改正案が審議入りを迎えようとしている。 現行刑法でのウイルス処罰は電子計算機損壊等業務妨害罪 ウイルス感染によって他人の情報が漏洩して損害を与えたケースで、民事責任をめぐって裁判に発展する場合があることは前回説明した。このように、不注意で感染して損害を与えた場合であっても責任を問われることがあるのだから、悪意でウイルスを作って配布した者が損害賠償責任を負うことは当然である。 これに対して、現行の刑法でウイルスに関する刑事責任を問おうとすると、難しい問題がある。 このウイルスを
シスメックスRAは2月22日,外付けアダプタ型のIPsec(IP security protocol)暗号化装置「Netscrambler」を発表した(写真)。POSレジやハンディターミナル,バーコード・リーダーなどの機器の通信を暗号化するための製品である。 外付けアダプタ型のため,通信機器の設定は不要で処理負担もかからない。IPsecで使う認証鍵の設定などは,パソコンで動作する設定ツールから行えるようにする予定だ。 発売は6月を予定。ボックス型の「NS-501」と基板ボード型の「NS-101」の2種類を販売する。参考価格はNS-501が2万1800円,NS-101が1万2800円(いずれも税別)を予定。
Windows Vistaではセキュリティ強化を中心に大幅な仕様変更があり,多くの「作りの悪いソフト」が動かなくなる可能性がある。その数はWindows XP Service Pack 2よりも多くなるだろう。マイクロソフトは2006年2月2日,ソフトウエア開発者会議「Microsoft Developers Conference(MDC) 2006」で,「日本語版Windows Vista:アプリケーション開発のコツ」というセッションを設けて,アプリケーションの挙動に大きな影響を与える重要な仕様変更点を説明した。 マイクロソフトプロダクトディベロップメントリミテッドの林真二氏は,「Windowsのバージョンアップによって発生する互換性の問題には,『一般的な互換性問題』と『新機能や機能変更に伴う互換性問題』の2種類がある」と解説する。 一般的な互換性問題とは,「OSのバージョンをチェックす
「はてなツールバー」の問題点(<a href="http://www.ipa.go.jp/security/vuln/documents/2005/JVN_77886599_hatena.html" target=_blank>IPAの情報</a>から引用) 情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月1日,「はてな」が提供する「はてなツールバー」には,ユーザーが入力した重要なURL情報を盗聴される可能性があることを明らかにした。SSLで保護されたWebページのURLであっても,暗号化せずに同社のサーバー(はてなサーバー)へ送信するためだ。影響を受けるのはバージョン1.5.4以前。1月27日に公開された最新版1.5.5では解消されている。 はてなツールバーとは,はてな が提供するサービスを利用しやすくするためのInternet Explor
NTTコミュニケーションズは11月18日,迷惑メール送信対策の一つ「Outbound Port 25 Blocking」(OP25B)を順次実施すると発表した。今回OP25Bが実施されるのは,インターネット接続サービス「OCN」網にて同社のOCN網から携帯事業者網への規制だけ。実施エリアやスケジュールは,「悪質な迷惑メール配信業者に先手を打たれたくない」(NTTコム)ために明らかにしていない。OCN網から他ISP網への規制については「現在検討中」と未実施のもよう。 OP25Bは,プロバイダのメール・サーバーから送信する場合を除き,メールの送信に使うTCPの25番ポートを使えなくする手法。自営のメール・サーバーやエンドユーザーのパソコンに侵入したボットから送信される迷惑メールを遮断できる。 またNTTコムは今回のOP25B実施に合わせて,メール送信者認証機能(SMTP-AUTH)やメール投稿
Windows Vista(開発コード名Longhorn)のエディション構成に関する情報が明らかになった。Windows XPは,Home(Starter,Home,Media Center Edition)とPro(Professional,Professional x64,Tablet PC Edition)という2つの大きなカテゴリに分かれていた。それと同様に,Windows VistaもHomeとBusinessという2つの大きなカテゴリから成る。 Homeカテゴリは4つのエディションから構成される。すなわち,(1)Windows Vista Starter Edition,(2)Windows Vista Home Basic Edition,(3)Windows Vista Home Premium Edition,(4)Windows Vista Ultimate Editi
「公衆無線LANサービスを悪用される可能性がある。簡単にフィッシング・サイトに誘導できてしまう」。無線LANサービスに詳しい関係者の警告だ。 一般に同じSSIDのアクセスポイントがあると,無線LAN端末は信号の強いアクセスポイントに接続する。従って犯罪者は,同じSSIDを付けた偽のアクセスポイントを置けば簡単にユーザーを誘導できてしまう。 偽アクセスポイントで正規のサービスと同じ認証画面を出せば,ユーザーは気づかないままアクセスしてしまうだろう。偽アクセスポイントですべてのパケットをキャプチャしていれば,電子メールの内容やアクセスしたWebサイトの情報,ユーザー名/パスワード,Cookie情報などを横取できてしまう。 さらに偽アクセスポイントでDNSのレスポンスを詐称すれば,偽サイト(フィッシング・サイト)に誘導できる。SSLでアクセスしているページならサーバーの存在を認証ができるし,暗号
KDDIは,携帯電話の契約情報を記録した小型ICカードを使い,1回線の契約で複数の携帯電話機を使い分けられるサービスを9月に始める。7月13日,東京ビッグサイトで開催中の「WIRELESS JAPAN 2005」の会場で発表した。「au ICカード」と同カードに対応した端末は,サービス開始と同じ9月に発売する(写真上)。 ユーザーは,利用したい端末にこのICカードを装着することで,自分の契約のau携帯電話として使えるようになる。当初の対応端末は,「W32H」(日立製作所製),「W32S」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)の2機種の予定(写真下)。その後,順次対応機種を拡大する方針だ。 またKDDIは,au ICカードの提供に合わせて新たに(1)GSM(global system for mobile communications)携帯電話による国際ローミング・サービス「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く