ヤコブ・ニールセンのAlertbox -そのデザイン、間違ってます- (RD Books)を読んで面白いな、と思ったのは以下の指摘でした。 デザイン標準に従うということは、単にユーザに伝えたいことをより確実に伝える上で役立つという意味しかない。ドキュメントを作成するときには、自分で編み出した言葉を使うのではなく、英語の単語を使うというのと同じだ。どのようなストーリーを語るのか、デザイン要素をどうやって組み合わせるかは自分が決めるのである。 前掲書 pp105-106 ここで言う標準化されたデザイン要素というのは、「ページ左上にロゴを配置する」「ホームページに検索ボックスを設ける」「ショッピングカートへのリンクを右上に配置する」などユーザが特定の動作を期待する要素のことです。 このユーザ・インターフェイスの標準化をニールセンが推奨しているのは、 ユーザがウェブ全体を大きなひとつの資源のかたま
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