もう“ダサイタマ”とは…全国屈指のマンガの聖地に 県は専門部署を設置 企画展では、あの「らき☆すた神輿」実物も展示(クリックで拡大) かつて「ダサイタマ」と揶揄された埼玉県が、全国屈指のマンガの聖地にCHANGEしている。人気アニメ「らき☆すた」の舞台、鷲宮町にファンが押し寄せるという現象を受け、同県教育委員会所管の財団が調べたところ、県内を舞台にした作品は20作を超えていた。アニメへの登場を機に志願者が急増した高校もあり、県観光振興室は専門の部署を設置。マンガは県政をも動かしている。 高校野球をテーマにした人気アニメ「おおきく振りかぶって」(TBS系)のオープニングに登場するのは県立浦和西高(さいたま市)の正門。原作者で同高OGの女性漫画家・ひぐちアサさんが描いた1シーンは一昨年から同校のサイトや学校案内の冊子にも使われ、問い合わせが殺到した。その結果、受験競争率は県内最高の7.13倍に