ことばが劈(ひら)かれるとき (ちくま文庫)作者: 竹内敏晴出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1988/01メディア: 文庫 柳田国男が『涕泣史談』で書いている。よく、泣いてばかりいてはわからないから、ちゃんと話しなさい、と言うのを聞くが、ことばにならぬから泣いているのだ、近頃の人はすべてのことがらをことばにできると思いこみすぎているのではないか、と。「ことばは行動である」というスタニスラフスキーの考えを、私は、発展させた形で受けとめなおし始めたと思う。 一方で私は「ことば(分節言語)」化された音が、自分のからだにとってどんな根源的な意味、あるいはイメージを持っているのか気にし始めた。そのころの手探りをまとめてみると──ことばが意味伝達のための道具であるとする考え方は、言語表現より思考が先行しており、それが本質であるという判断が前提となっている。だが人間は考えたことをことばに移すのでは
前編はこちら 今回は、読者にとってつまらない記事に見せないための方法である。せっかくいいアイデアにあふれた記事であっても、見た目が悪いと台無しである。 記事の対象を明確にしておくことみんなに見てもらいたい記事なら難しい言葉はできるだけ避けるようにするとか、同業者が対象の記事ならできるだけ自分のアイデアが相手に伝わりやすいよう工夫するとか、そういう配慮はしておくべきである。読者はまずタイトルを見て記事を読むかどうか決める。中をのぞいてみて、わからないことだらけでお手上げになったり、誰でも知っていることをさも大発見のように自慢げに語られたりしたら、かなりの失望が読者に起こるだろう。誰が対象の記事を書いているか自分の中で決めておいて、その上で文章を仕上げていかないと、多くの人に受け入れられるエントリは出来上がらないと思う。 見やすい記事を書くよう心がける文字が詰まっていると、読みにくいどころか、
こんにちは、堀内浩二です。進捗報告やちょっとした提案などを含めると、ITエンジニアでもプレゼンテーションをする機会は意外に多いもの。ところが「プレゼンテーションが苦手」という方、多いですよね。そこで今回はビジネススクールでプレゼンテーションを教えているAさんにお話を伺いました。 Aさんの守備範囲は、資料の構成から実施に至るまで幅広いのですが、今回は「進捗報告会など日常的なプレゼンの場」で、この記事を読んですぐ効くコツを教えてほしいという、ずうずうしいお願いをいたしました。 準備編:プレゼンの目的は相手に取ってほしい「行動」で定義 Aさん まず、プレゼンテーションの目的は、相手に自分の望む行動を取ってもらうこと。 堀内 と、よくいわれますよね。 Aさん よくいわれることなんですが、実はまだまだ考え抜く余地があるケースが多いんです。プレゼンテーションに説得系と報告系があるとすると、説得系のプレ
名刺交換の機会が多い人にとっては必見の動画です。 この動画では「相手に自分を印象づける名刺の渡し方」が紹介されています。 何も印刷されていなかったはずの白いカードがいつのまにか名刺になるという渡し方です。 思わず「おお!」とうなってしまうトリックですね。下記より映像でご覧ください。ちゃんと種明かしもされています。 How To Give Your Business Card – video powered by Metacafe 自分でもやってみましたがちょっと練習が必要ですね。ただ、覚えておいて損はないかと。交流会や呑み会でとっても使えそうですよ。
「1ページ目は表紙で、2ページ目はリスト、3ページ目からはカレンダーがいいかなぁ」――。そんな感じで自分だけのメモ帳を簡単に作れるのがWebサイトが「PocketMod」だ。 A4用紙を折りたたんでメモ帳代わりに使うことはないだろうか。手帳でいうと「超」整理手帳のカバーをつけないで使うイメージだ。本誌「達人の仕事術」で仕事術を紹介してくれた日経新聞の関口和一さんも、A4用紙を4つ折りにして使っている。 この方法、手軽に使えて便利なので筆者も愛用している。だが、真っ白なA4用紙に書き込むのが少々味気なく感じることもあるのだ。そんな時見つけたのが「PocketMod」である。PocketModは、プリント用紙を表紙と背表紙など8ページに分割し、それぞれの“ページ”に、罫線や方眼、カレンダーなど好きなパターンを設定できるというもの。プリントアウトして、ハサミを入れつついくつか折り曲げれば簡単に簡
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