ネット上の会員制交流サイト「フェイスブック」を利用している宮崎県の河野俊嗣知事が、交流を希望するリクエストの対応に頭を悩ませている。 実名登録が原則で、知事の利用を知ったユーザーから多数の希望が寄せられているが、面識がない相手は保留している。知事は「相手の気分を害さなければいいが」とやきもきしている。 フェイスブックは、mixiなどに代表されるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の一つで、交流を希望する人に「友達リクエスト」を送り、相手に承認されると、近況を報告し合ったり、投稿した写真を閲覧したりできる。不特定多数が閲覧できるブログと異なり、情報の発信者が受け手を選べる。 知事は6月13日付のブログで、「中途半端にはじめたフェイスブック、使いこなせなくて弱っています」と吐露。県民らから100件以上のリクエストが寄せられているが、「すべて承認したら切りがない」と、面識がない場合、